基本編を確認するには、下記関連Q&Aをご参照ください。
詳細な設定と、解決方法
無線LAN親機のファームウェアは、最新のものですか?
MACアドレスフィルタリング設定をしていませんか?
無線LAN親機で設定している無線LANチャンネルを確認します(2.4GHz無線LAN使用時のみ)
無線LAN親機で設定している接続可能なクライアント数を確認します
ANY接続拒否設定をしていませんか?
ステルスモードを設定していませんか?
他社製の接続ユーティリティーソフトウェアをアンインストールします
WLAN AutoConfigサービスが開始されているか確認します
ネットワークブリッジが作成されている場合は削除します
暗号キー(ネットワークキー)に関して
無線LANのドライバーを更新します
ファイアウォールを一時定期に無効にします
セキュリティー対策ソフトを一時的に無効にします
無線LAN親機の初期化を行います
使い方のご相談のページよりお問い合わせください
無線LAN親機のファームウェアは、最新のものですか?
古い無線LAN親機の場合、ファームウェアを最新のものに更新することで、接続が安定することがあります。
お使いの無線LAN親機のサポートウェブページで、ファームウェアが提供されていないかどうか、ご確認ください。
MACアドレスフィルタリング設定をしていませんか?
- 一部のCATV会社から提供されている無線LAN親機では、このフィルタリング設定が初めから有効になっています。
この設定が行われている無線LAN親機には、事前に登録されたPCしか接続できなくなります。
まず、MACアドレスフィルタリング設定が行われているかを確認してください。
参考
設定が行われているかどうかを確認するための手順は、無線LAN親機の取扱説明書やメーカーのサポートページをご参照ください。
- フィルタリング設定が行われていなかった場合
無線LANが接続できない原因はほかにあると推測されます。
次の項目へ進んでください。- フィルタリング設定が行われていた場合
無線LAN親機に接続しようとしているVAIOのMACアドレスを登録してみてください。
VAIOのMACアドレスを確認する方法は、下記の関連Q&Aをご参照ください。
無線LAN親機で設定している無線LANチャンネルを確認します(2.4GHz無線LAN使用時のみ)
無線LAN親機で設定したチャンネルがVAIOで使用できる範囲からはずれていると、通信を行うことができません。
また、チャンネルが使用できる範囲でも電波干渉により接続できない場合があります。
無線LAN親機で設定したチャンネルの変更をお試しください。
無線LAN親機で設定しているチャンネルについては、ご利用の無線LAN親機のメーカーにご確認ください。
参考
複数の無線機器を使用している場合は、それぞれのチャンネルを離して設定しください。
無線機器のチャンネルが重なった状態で使用されていると、それぞれの機器の電波の影響により、接続が不安定になる場合があります。
例えば、一つの機器のチャンネルを1chに設定している場合、他の機器を6chなどに設定することでそれぞれの機器の電波の影響を軽減できます。
ANY接続拒否設定をしていませんか?
無線LAN親機側に、ANY接続拒否設定をしていませんか?
この設定を行った無線LAN親機には、PCから接続ができないことがあります。
詳細については、使用されている無線LAN親機の説明書をご確認ください。
ステルスモードを設定していませんか?
無線LAN親機によっては、ステルスモードに設定していると、接続できなかったり動作が不安定になることがあります。
ステルスモードの設定を解除して接続ができるかをお試しください。
詳細については、使用されている無線LAN親機の説明書をご確認ください。
他社製の接続ユーティリティーソフトウェアをアンインストールします
他社製のワイヤレス製品に付属する接続ユーティリティーソフトウェアをインストールしていると、Windowsの機能でワイヤレスの設定が正しく行われない可能性があります。
接続ユーティリティーソフトウェアには、以下のような製品があります。
- BUFFALO社 AirStation「クライアント マネージャ」
- 日本電気(NEC)社 Atrem「サテライト マネージャ」
- アイ・オー・データ機器社「クイックコネクトNEO」など
接続ユーティリティーソフトウェアをいったんアンインストールし、操作をお試しください。
アンインストール後は、下記の関連Q&Aを参考にWindowsの機能を利用して無線LANを接続してください。
▼関連Q&A:
[Windows 7] Windowsの機能を利用して無線LAN(ワイヤレスLAN)に接続する方法
アンインストールせずに対処したい場合は、各ソフトウェアメーカーまでお問い合わせください。
ご注意
アンインストールを行う前に必ずSSID、および暗号化キーなどの情報を控えてください。
接続ユーティリティーソフトウェアを使用して設定を行っていた場合、アンインストールを行うことで接続設定がすべて消去され接続できなくなる場合があるためご注意ください。
参考
無線LANの接続ユーティリティー以外に、ネットワーク上でプリンターやLAN接続のHDDを設定するユーティリティーをインストールしている場合、それらのユーティリティーをアンインストールしたり、アップデートプログラムなどを適用することで改善する場合があります。
WLAN AutoConfigサービスが開始されているか確認します
Windowsの機能を使用して無線LANの設定をするには、[WLAN AutoConfig]サービスが開始されている必要があります。
下記の操作手順を参照し、サービスが開始されているかご確認ください。
参考
[ネットワークに接続]画面で[ネットワークを検出できません。]と表示されている場合は、サービスが停止状態になっている可能性があります。
サービスが停止状態になっている場合は、以下の操作手順を参照して、サービスを開始してください。
[スタート]ボタンをクリックし、[コントロール パネル]をクリックします。
[システムとセキュリティ]をクリックし、[管理ツール]をクリックします。
[サービス]をダブルクリックします。
画面の右側から[WLAN AutoConfig]をダブルクリックします。
[WLAN AutoConfigのプロパティ]画面が表示されるので、サービスの状態が[開始]と表示されているか確認します。
サービスの状態が[停止]になっている場合は、手順6を行ってください。
[開始]ボタンをクリックし、[OK]ボタンをクリックして画面を閉じます。
以上で操作は完了です。
ネットワークブリッジが作成されている場合は削除します
ワイヤレスネットワーク接続がネットワークとして形成されている場合は、無線LANを使用できない場合があります。
下記の手順で、ネットワークブリッジを削除してください。
ご注意
ご利用の環境によっては、ネットワークブリッジを削除すると他のネットワークに接続できなくなる場合があります。
[スタート]ボタンをクリックし、[コントロール パネル]をクリックします。
[ネットワークとインターネット]をクリックし、[ネットワークと共有センター]をクリックします。
[接続]の項目の[ネットワーク ブリッジ]が表示されていることを確認し、[アダプターの設定の変更]をクリックします。
[ネットワーク ブリッジ]アイコンが作成されている場合は、[ワイヤレス ネットワーク接続]アイコンを右クリックして、表示されたメニューの[ブリッジから削除]をクリックします。
[ユーザー アカウント制御]画面が表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。
以上で操作は完了です。
暗号キー(ネットワークキー)に関して
セキュリティー(暗号化)がかかっているかどうか、事前にアクセスポイントのメーカーにご確認ください。
参考
各アクセスポイントメーカーごとにネットワークキーの確認方法が異なります。
「Internet Explorer」を起動し、アクセスポイントの管理画面を起動することにより暗号化の確認が可能です。
ネットワークキーが不明な場合は、有線LANケーブル接続を使用し、アクセスポイントを直接有線で接続を行います。
「Internet Explorer」を起動します。
アドレス欄にアクセスポイント管理画面のURLを入力します。
各メーカーごとのアクセスポイント管理画面は以下のURLになります。
NTT社 Webcaster:
http://192.168.1.1/
NEC社 Aterm:
http://192.168.0.1/
BUFFALO社 Air Station:
http://192.168.11.1/【参考URL】
- NTT東日本トラブルシューティングQ&A:
https://flets.com/customer/trouble_qa/index.html- NEC Aterm無線LANサポートFAQ(よくある質問):
http://www.aterm.jp/acca/wireless/faq.html- BUFFALO「無線LANでインターネットにつながらない」を解決する:
https://www.buffalo.jp/support/faq/flow/wifi.html
ご注意
暗号化の種類でWPAを有効にする際、お使いの無線LAN製品の組み合わせによっては、接続が不安定になる可能性があります。
AESの暗号化方式を使用して正常に通信が行われない場合は、TKIPを使用しての通信、またはWPAを無効にしてWEPキーでの暗号化に変更し、通信をお試しください。
無線LANのドライバーを更新します
今まで無線LAN親機に接続できていたのに、あるときから接続できなくなった場合、この方法で解決する可能性があります。
無線LANのドライバーを更新してください。
- ドライバーの更新する際は、SSID、および暗号キーなどの設定を必ず事前にご確認ください。
ドライバーを削除してしまうとSSIDや暗号キーの設定情報などが消去されてしまいます。
PC設置業者が無線LAN環境の構築を行っているなど、お客様ご自身で設定情報を把握されていない場合にはご注意ください。詳細については、下記関連Q&Aをご参照ください。
▼関連Q&A:
[Windows 7] ドライバーを再インストール・更新する方法
ファイアウォールを一時的に無効にします
ファイアウォールを設定することで、不正なアクセスや特定の機器からのアクセスを拒否することができますが、問題のない機器も接続できなくなる場合があります。
ファイアウォールを一時的に無効にして無線LANが接続できるかどうかご確認ください。
▼関連Q&A:
[Windows 7] ファイアウォール機能を有効/無効にする方法
セキュリティー対策ソフトを一時的に無効にします
セキュリティー対策ソフトは、不正なアクセスを防止するためにネットワークの接続を監視しています。それが、何らかのきっかけで、問題のない通信についても遮断し無線LANが接続できない状態になっている場合があります。
セキュリティー対策ソフトの使用を一時的に停止して正常に使用できるか確認してください。
無効にしてインターネットに接続できたら、有効に戻したあと、セキュリティー対策ソフトの設定の見直しを行ってください。設定方法については、お使いのセキュリティー対策ソフトのマニュアルをご覧ください。
可能であれば、セキュリティー対策ソフトのアップデート等が公開されていないかご確認ください。
無線LAN親機の初期化を行います
無線LAN親機の初期化を行ってください。
初期化の方法については、無線LAN親機の取扱説明書をご参照ください。
- プロバイダーから提供されている設定情報(認証パスワードなど)がお手元で確認できることを、無線LAN親機の初期化をする前に必ずご確認ください。
ご注意
初期化をすると、ネットワークの設定を最初からやり直すことになります。
とくに複数のパソコンやゲーム機などから無線LAN親機に接続していた場合、それぞれの機器で、設定をやり直すことになりますので、充分にご理解の上で初期化を行うようにしてください。
使い方のご相談のページよりお問い合わせください
本Q&Aでご案内している確認事項を試しても改善せず、無線LANに接続できない場合は、お手数ですが、使い方のご相談のページのお問い合わせフォームより、以下の情報を記載してご連絡ください。