[Windows 7] システムの復元ポイントの種類

自動で作成されるポイントと手動で作成するポイントがあります。


説明

システムチェックポイント

下記のようなときに、PCは自動的に復元ポイントを作成します。これを「システムチェックポイント」と呼びます。

毎日(PCの電源が入っている場合)PCが24時間以上電源を切った状態にある場合、次にPCの電源を入れた際に、システムの復元によってシステムチェックポイントが作成されます。
システムの復元でスケジュールにしたがったシステムチェックポイントの作成が行われるには、PCが数分間使用されていない状態が続く必要があります。
スケジュールにしたがって作成された復元ポイントを選択すると、システムやプログラムはその時点の状態に戻ります。


ユーザーが手動で作成する復元ポイント

[システムのプロパティ]画面で、手動で復元ポイントを作成できます。
この復元ポイントは、PCが機能している任意のとき、またはプログラムのインストールなどPCの動作が変わる可能性がある変更を追加する前など、必要に応じてユーザーが独自に作成できます。
作成した復元ポイントは、[システムの復元]で復元ポイントを選択する際の一覧に、作成された日付、時間、指定した名前、および種類が表示されます。


システムの復元時の復元ポイント

システムの復元を行うとPCに変更が加えられます。
この変更や復元を追跡するために、復元操作時の復元ポイントが作成されます。
この復元ポイントを選択すると、最新の復元を復元前の状態に戻せます。

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プログラムインストール時の復元ポイント

Installshieldやシステムインストーラーなどの特定のインストーラーを使用して、プログラムをインストールすると、復元ポイントが作成されます。
この復元ポイントによって、システムに加えられた変更を追跡したり、プログラムをインストールする前の状態に戻せます。
この復元ポイントを選択すると、インストールされたファイルとレジストリーの設定が削除され、インストールによって変更されたプログラムファイルとシステムファイルが復元されます。
特定のインストーラーを使用しないプログラムによって変更を加えられた部分を元に戻すには、プログラムがインストールされた日付に1番近い復元ポイントを選択します。


Windows自動更新時の復元ポイント

Windowsの自動更新で更新ファイルをダウンロードすると、その更新ファイルをインストールする前に復元ポイントが作成されます。
また、ダウンロードしてもインストールしない場合は、復元ポイントは作成されません。
この復元ポイントは、システムに加えられた変更を追跡したり、更新内容がPC上のほかの製品と競合する場合に使用します。


ドライバーインストール時の復元ポイント

デジタル署名がないドライバーをPCにインストールしようとすると、システムの復元によって検出され、ただちに復元ポイントが作成されます。
この復元ポイントを選択すると、ドライバーのインストールによってPCに好ましくない変更が加えられた場合などは、その変更を取り消せます。

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