Internet Explorer 11.0
「Internet Explorer」のセキュリティーレベルを「高」に設定することで、 ウイルス のような悪意のあるプログラムを防ぐことができます。
ただし、Webページ内のJavaスクリプトやActiveXなどのプログラムは実行されなくなり、安全だとわかっているWebページも表示されなくなったり、そのWebページの機能が使えなくなります。あらかじめ安全だとわかっているWebページは、「信頼済みサイト」に登録しておくことができます。
「信頼済みサイト」に登録すると、そのWebページのJavaスクリプトやActiveXが実行できるようになるため、表示したりWebページの機能を使うことができるようになります。
操作方法
参考情報
「Internet Explorer」を起動します。
画面の右上にあるツールボタンを選択し、[インターネット オプション]を選択します。
[インターネット オプション]画面が表示されるので、[セキュリティ]タブを選択し、[セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択してください]欄から、セキュリティーレベルを設定するゾーンを選択します。
※ゾーンの詳細については、本ページ最下部の 参考情報「ゾーンについて」をご参照ください。引き続き、[このゾーンのセキュリティのレベル]欄のスライダーを動かし、任意のセキュリティーレベルに設定し、[OK]ボタンを選択します。
スライダーが表示されていない場合は、[既定のレベル]ボタンを選択し、スライダーを表示させた後、設定を行います。
※セキュリティーレベルの詳細については、 参考情報「セキュリティーレベルについて」をご参照ください。また、詳細なセキュリティー設定を行いたい場合は、[レベルのカスタマイズ]ボタンを選択し、[セキュリティ設定]画面が表示されたら、Javaの設定を有効/無効にするなど任意の設定を行い、[OK]ボタンを選択します。
以上で操作は完了です。
【ご注意】
セキュリティーレベルを戻す場合は、[このゾーンのセキュリティレベル]欄の[既定のレベル]ボタンを選択し、[OK]ボタンを選択します。
【参考情報】
ゾーンについて
「Internet Explorer」では、閲覧するWebページを以下の4個のゾーンに区分しています。
ゾーン
説明
既定のレベル
インターネット 通常参照する一般的なWebページであり、ローカルイントラネット、
信頼済みサイト、または制限付きサイトのセキュリティゾーン内の
Webページを除く、すべてのWebページ。「中高」 ローカルイントラネット 企業ネットワークまたはビジネスネットワーク上に格納された
Webページやコンテンツに適用されます。ユーザーで追加することも可能です。
詳細は、参加しているネットワークのシステム管理者にお問い合わせください。「中低」 信頼済みサイト ユーザーのコンピューターや情報に害を与えないと信頼するWebページ
ユーザーが任意で登録する必要があります。「中」 制限付きサイト ユーザーのコンピューターや情報に害を与えないと考えられるWebページ。
ユーザーが任意で登録する必要があります。「高」 セキュリティーレベルについて
ゾーンごとに、以下のセキュリティーレベルを設定することができます。
セキュリティーレベル
説明
「高」 [制限付きサイト]ゾーンで既定のレベルに設定されている、
最も高いセキュリティーレベルです。
ActiveX、Javaはすべて無効に設定されます。「中高」 [インターネット]ゾーンで既定のレベルに設定されている、
ほとんどのWebページに適切なレベルです。
安全でない可能性のあるコンテンツをダウンロードする前に確認を促します。「中」 [信頼済みサイト]ゾーンで既定のレベルに設定されている、
通常Webページを参照する場合に支障のないレベルです。
安全でない可能性のあるコンテンツをダウンロードする前に警告します。「中低」 [ローカルイントラネット]で既定のレベルに設定されている、
ローカルネットワークのページには適切なレベルです。
ほとんどのコンテンツは、確認なく実行されます。「低」 すべてのWebページを無条件に信頼する、最も低いセキュリティーレベルです。
ほとんどのコンテンツは、確認なくダウンロードされ、実行されます。