Windows Liveメール は 2017/1/10 まで マイクロソフト社が提供していた、メールクライアントソフトウェアです。
Windows Liveメール を含む「Windows Essentials 2012 スイート」のサポートは 2017 年 1 月 10 日 に終了しました。
これにともない、2017 年 1 月 11 日以降は、新たにダウンロードすることはできません。
セキュリティ上のリスクも発生しますので、継続した利用は推奨できません。詳細は、以下のMicrosoft 社のサポートサイトをご確認ください。
Windows Essentials 2012 リリース ノート
[電子メールのエクスポート]、および[メッセージのインポート]でメールデータのバックアップやインポート(復元)ができます
対象製品
アプリケーションソフトウェア
Windows Liveメール 2012
目次
事前確認
対処方法
メールデータをバックアップする方法
メールデータをインポート(復元)する方法
参考情報
バックアップ先の外部メディアの ファイルシステム が NTFS 以外の場合は、メールデータを直接バックアップしても正常に保存できません。
USBフラッシュメモリー や外付けハードディスクにメールデータを直接バックアップする場合は、ファイルシステムがNTFSであることを必ず確認してください。
ファイルシステムがFAT、またはFAT32などNTFS以外の場合は、デスクトップ上などにいったんデータをバックアップしてから、USBフラッシュメモリーや外付けハードディスクに保存してください。
本Q&Aの手順は、「Windows Liveメール 2011」の画像を使用しています。
バージョンにより画面が異なる場合がありますが、手順は同様です。
対処方法
メールデータをバックアップする方法
バックアップデータを保存するためのフォルダーを作成します。
- ここでは例として、デスクトップ上に[バックアップ]というフォルダーを作成します。
「Windows Live メール」を起動します。
[Windows Live メール]画面が表示されるので、[ファイル]メニュー、または
を選択し、表示されたメニューから[電子メールのエクスポート]-[電子メール メッセージ]を選択します。
[プログラムの選択]画面が表示されるので、[Microsoft Windows Liveメール]を選択し、[次へ]ボタンを選択します。
[メッセージの場所]画面が表示されるので、[参照]ボタンを選択します。
[フォルダーの参照]画面が表示されるので、保存するフォルダーを指定し、[OK]ボタンを選択します。
- ここでは例として、手順1で作成したデスクトップ上にあるフォルダーを指定します。
ご注意
USBフラッシュメモリーや外付けハードディスクのファイルシステムがNTFS以外の場合は、いったんデスクトップ上などにデータをバックアップしてください。
エクスポート先のフォルダーに何かデータが保存されていると、下記のエラーメッセージが表示されます。
空のフォルダーをエクスポート先に指定してください。エラーメッセージ:
「エクスポート先のディレクトリは、空である必要があります。
空のディレクトリを選択して、もう一度実行してください。」
[メッセージの場所]画面に戻るので、指定したフォルダーの場所が表示されたことを確認し、[次へ]ボタンを選択します。
[フォルダーの選択]画面が表示されるので、[すべてのフォルダー]にチェックをつけます。
参考
[すべてのフォルダー]にチェックをつけた場合は、下記のフォルダーがバックアップされます。
- 受信トレイ
- 下書き
- 送信済みアイテム
- 迷惑メール
- ごみ箱
一部のフォルダーだけをエクスポートしたい場合は、[選択されたフォルダー]にチェックをつけて、エクスポートするものを選択します。
複数選択する場合は、キーボードの[Ctrl]キーを押しながら選択してください。
ご注意
選択されていないフォルダーはエクスポートされません。
エクスポートしたいフォルダーが選択されていることを確認してください。
[次へ]ボタンを選択し、エクスポートを実行します。
[エクスポートの完了]画面が表示されるので、[完了]ボタンを選択します。
参考
必要に応じて、コピーしたデータをCD-R/RWメディア、またはUSBフラッシュメモリーなどの外部メディアに保存します。
また、起動したユーザー以外の ユーザーアカウント で送受信したメールデータをバックアップする場合は、バックアップを行いたいユーザーアカウントでサインイン( ログオン )し、上記の手順を繰り返してください。以上で操作は完了です。
メールデータをインポート(復元)する方法
メールデータをインポート(復元)したいユーザーアカウントでサインイン(ログオン)します。
「Windows Live メール」を起動します。
[Windows Live メール]画面が表示されるので、[ファイル]メニュー、または
を選択し、表示されたメニューから[メッセージのインポート]を選択します。
[プログラムの選択]画面が表示されるので、一覧から[Windows Live メール]を選択し、[次へ]ボタンを選択します。
[メッセージの場所]画面が表示されるので、[参照]ボタンを選択します。
[フォルダーの参照]画面が表示されるので、メールデータが保存されているフォルダーを指定し、[OK]ボタンを選択します。
- ここでは例として、デスクトップ上にある[バックアップ]フォルダーを選択します。
[メッセージの場所]画面に戻るので、指定したフォルダーの場所が表示されたことを確認し、[次へ]ボタンを選択します。
[フォルダーの選択]画面が表示されるので、[すべてのフォルダー]にチェックをつけ、[次へ]ボタンを選択します。
[インポートの完了]画面が表示されるので、[完了]ボタンを選択します。
[インポートされたフォルダー]が表示されたことを確認します。
[インポートされたフォルダー]内に復元されたデータを、必要に応じて既存のアカウント名の各フォルダーへ移動します。
- 移動したいデータがあるフォルダーを選択し、移動したいデータを選択して、移動先のフォルダーに ドラッグアンドドロップ します。
- 上記は例として、[インポートされたフォルダー]の[受信トレイ]フォルダーにあるデータを既存のアカウント名の[受信トレイ]に移動する場合の画像です。
参考
すべてのデータの移動が完了し、[インポートされたフォルダー]が不要になった場合は、[インポートされたフォルダー]を右クリックし( タッチパネル の場合は押し続けて)、表示されたメニューから[削除]を選択すると、削除ができます。
以上で操作は完了です。
【参考情報】
「Windows Liveメール 2012」の初期設定では、 サーバー にメッセージのコピーを残す設定になっています。
そのため、削除したアカウントを再度設定すると、サーバーにあるメッセージを受信しなおせます。
- [ごみ箱]を空にする、および設定を変更した場合は、復元ができません。
「Windows Liveメール」の メールアカウント を削除すると、そのアカウントで送受信を行ったメールや送信済みメールなどのメールデータも消えてしまいます。
メールアカウントを削除する場合は、必ず必要なメールデータのバックアップを行ってください。Windowsが正常に起動しない場合や、「Windows Liveメール」が起動しない場合は、下記のフォルダーをコピーするとバックアップできる可能性があります。
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Microsoft\Windows□Live□Mail