何らかの原因でWindowsのシステムファイルが破損したり、上書きされてしまい、Windows の動作が不安定になることがあります。
システムファイルチェッカーで、破損したり上書きされてしまったファイルの修復を試すことができます。
以下の操作をお試しください。
以下の関連Q&A を参照して、コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
▼関連Q&A;
[Windows 11] 「コマンドプロンプト」画面を表示する方法
[Windows 10] コマンドプロンプトを管理者権限で起動する
以下の操作でもコマンドプロンプトを管理者権限で起動させることができます。
[管理者:コマンドプロンプト]画面が起動されたら「DISM.exe□/Online□/Cleanup-image□/Restorehealth」(□は半角スペースを意味します)と入力し、Enterキーを押します。
「操作は正常に完了しました」というメッセージが表示されまで待ちます。
※開始に数分、完了まで30分ほどかかる場合があります。
「操作は正常に完了しました」と表示されたら「sfc□/scannow」(□は半角スペースを意味します)と入力し、Enterキーを押します。
「システム スキャン を開始しています。これにはしばらく時間がかかります。」と表示されるので、スキャンが完了するまでそのまま待ちます。
「検証 100% が完了しました。」と表示されたら、写真赤枠の部分に表示されたメッセージを確認します。
表示されたメッセージについては、本ページ最下部の参考情報をご確認ください。
最下部に "C:\WINDOWS\system32>" と表示されたら、「exit」と入力して、コマンドプロンプトを終了します。
以上で操作は完了です。
完了時に表示されるメッセージについて
「Windowsリソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。」
→不足や破損のあるシステムファイルは見つからなかった。
「Windowsリソース保護により、破損したファイルが見つかり、それらは正常に修復されました。」
→破損したファイルを見つけ、正常に修復できた。
「Windowsリソース保護は要求された操作を実行できませんでした。」
→このメッセージが表示された場合は、スキャンや修復が出来なかったことを意味します。
セーフモードで、再度本ページの操作をお試しください。
以下のマイクロソフト社のサイトも、ご参照ください。
アプリケーションでシステム ファイル チェッカーを使用
システム ファイル チェッカー ツールを使用して不足または破損しているシステム ファイルを修復する