Infineon製TPMファームウェアの脆弱性の対応状況

対象モデル
 「Infineon製TPMセキュリティーチップ」対応モデル一覧

■個人向けモデル

VJF152*
VJP111*
VJP131*
VJP132*(TPM搭載モデルのみ)
VJS111*
VJS131* (TPM搭載モデルのみ)
VJS151* (TPM搭載モデルのみ)
VJZ12A*
VJZ131* (Windows 7 / Windows 10モデルのみ)
VJZ13A*
VJZ13B*

■法人向けモデル

VJP112*
VJP133*

対象OS
すべて

Q. 質問

Infineon製TPMファームウェアの脆弱性の対応方法について教えてください。

A. 回答

モデルに適合する、TPMファームウェアアップデートプログラムを適用してください。対処方法については、下記を確認してください。

Infineon社製TPMセキュリティーチップの一部製品で、セキュリティ上の脆弱性が確認されました。
対応済みファームウェア未適用の対象モデルにおいては、TPMファームウェア内で期待される強度を満たさないRSA鍵生成アルゴリズムが使用されています。 この脆弱性は、TPMを使用しているWindows BitLockerドライブ暗号化やVirtual Smart Cardなどに影響を与える可能性があります。

本脆弱性問題についての対策は、「TPMファームウェア」アップデートの適用が必要になります。
以下の内容を参照して、TPMファームウェアのアップデートを行ってください。

確認したい項目を以下よりクリックしてください。

仕様 / ファームウェアバージョン確認方法
  1. 【Windows】キーを押しながら、【R】キーを押します。
    Windowsキー、Rキーが赤で囲われた画像

    参考情報

    スタートボタン「スタート」ボタンを右クリックし、表示されたメニューより「ファイル名を指定して実行」をクリックすることで、同様の画面が表示されます。
    スタートボタン、ファイル名を指定して実行が赤で囲われた画像

  2. 「ファイル名を指定して実行」が表示されます。
    名前欄に「tpm.msc」と入力し、「OK」をクリックします。
    名前欄とOKボタンが赤枠で囲われた画像

  3. 「コンピューターのトラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)の管理」が表示されます。
    「TPM 製造元情報」項目より、「仕様バージョン」と「製造元のバージョン(ファームウェアバージョン)」が確認できます。
    製造元バージョンと仕様バージョンが赤枠で囲われている画像

ファームウェアアップデートプログラム適用方法
  1. 対象モデルの対策前の仕様およびファームウェアのバージョンを以下の表より確認してください。
    ご使用中のパソコンのファームウェアのバージョンが表と同一であれば、アップデートプログラムの適用が必要です。

    対象モデル 仕様バージョン ファームウェア
    バージョン(対策前)
    VJP111*
    VJP131*
    TPM1.2 4.32

    VJF152*
    VJP132*
    VJS111*
    VJS131*
    VJS151*
    VJZ12A*
    VJZ131* (Windows 7モデルのみ)

    VJP112*
    VJP133*

    4.40
    VJZ13A* TPM2.0 5.00 / 5.40
    VJZ13B*
    VJZ131*(Windows 10モデルのみ)
    5.51
  2. 各対応プログラムは、以下のFAQよりダウンロード可能です。
    適用方法についても同ページに記載がありますのでご参照ください。


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