対象機種
VJA121*
VJPA11*
※いずれもワイヤレスキーボードユニット使用時のみ
説明
VJA121/VJPA11 はバッテリーを使用する際に、なるべくタブレット本体のバッテリー残量を多く保つように使用方法が工夫されています。
※キーボード内蔵バッテリー優先使用:タブレット内蔵バッテリーを減らさないために、キーボード内蔵バッテリーは残量が2%になるまで優先的に使用されますまた、タブレット内蔵バッテリーを充電する場合には、3つの方法があります。
それぞれの方法で充電を行う場合の挙動と注意点を記載します。
■付属のACアダプター(VJ8AC10V9)での充電
VAIOを使用中の場合 | VAIOがスリープ/シャットダウンしている場合 |
タブレット内蔵バッテリーとキーボード内蔵バッテリーの充電を同時に行います | タブレット内蔵バッテリーとキーボード内蔵バッテリーの充電を同時に行います |
■USB Power Delivery(USB PD)対応充電器での充電
充電器の出力 | VAIOを使用中の場合 | VAIOがスリープ/シャットダウンしている場合 |
45W以上 | タブレット内蔵バッテリーとキーボード内蔵バッテリーの 充電を同時に行います |
タブレット内蔵バッテリーとキーボード内蔵バッテリーの 充電を同時に行います |
45W未満 27W以上 |
先にタブレット内蔵バッテリーの充電を行い、 タブレット内蔵バッテリーの残量が80%に達した後に キーボード内蔵バッテリーの充電を始めます(*1) |
先にタブレット内蔵バッテリーの充電を行い、 タブレット内蔵バッテリーの残量が80%に達した後に キーボード内蔵バッテリーの充電を始めます(*1) |
27W未満 15W以上(*3) |
タブレット内蔵バッテリーの充電のみを行い、 キーボード内蔵バッテリーの充電は行いません |
先にタブレット内蔵バッテリーの充電を行い、 タブレット内蔵バッテリーの残量が80%に達した後に キーボード内蔵バッテリーの充電を始めます(*1) |
15W未満(*3) | キーボード内蔵バッテリーの残量が2%以下の場合に タブレット内蔵バッテリーを充電します(*2) |
タブレット内蔵バッテリーのみ充電を行います |
*1 いたわり充電の設定を有効にし、50%に設定している場合のみタブレット内蔵バッテリーが50%に達してから、キーボード内蔵バッテリーの充電を行います。
*2 キーボード内蔵バッテリーの残量が2%以上ある場合は、キーボード内蔵バッテリーでタブレット内蔵バッテリーの充電を行います。
*3 長時間ノートPCモードでご使用する場合には、27W以上のUSB PD対応充電器をご使用ください。
■5Vアシスト充電(USB Power Delivery(USB PD)非対応) での充電
5Vアシスト充電とは?
「5Vアシスト充電」は、スマートフォン向けの小型5Vモバイルバッテリーや充電器で、VAIOに給電・充電できるようにする機能です(使用状況によっては消費電力が、給電速度を上回るケースがあります)。
USB Power Delivery非対応の一般的なUSB充電機器を用いて「5Vアシスト充電」が可能です。
5Vアシスト充電を利用することで、VAIO本体のバッテリーの消費を抑え、駆動時間を延長することができます。
USB Battery Charge1.2対応充電機器からの充電は、[VAIOの設定] から受給電電流(1.0A/1.5A)を設定できますが、 充電機器からの受給電電流が1.5A以上あっても充電に利用可能な最大値は1.5Aとなります。
5Vアシスト充電時はVAIO本体の充電ランプは点灯しますが、Windows 通知領域の電源アイコンはバッテリー駆動のアイコンになります。
USB Battery Charge 1.2 対応充電機器をご使用になる場合は充電機器の定格出力を確認し、受給電電流を適切に設定ください。
USB Battery Charge 1.2 非対応充電機器からは5V/0.5Aにて充電を行います。
5Vアシスト充電では、バッテリーが0%の状態からVAIO本体を起動することはできません。
5Vアシスト充電では、キーボード内蔵バッテリーを充電することはできません。
VAIOを使用中の場合 | VAIOがスリープ/シャットダウンしている場合 |
キーボード内蔵バッテリーの残量が2%以下の場合に タブレット内蔵バッテリーを充電します(*1) |
タブレット内蔵バッテリーのみ充電を行います |
*1 キーボード内蔵バッテリーの残量が2%以上ある場合は、キーボード内蔵バッテリーでタブレット内蔵バッテリーの充電を行います。