お使いの VAIO のバッテリーを長期保管モードに設定するための手順です。
PC を長期間充電しないまま保管していると、バッテリーの 自己放電により電圧が低下することで安全機能が働き、バッテリーが使用できなくなることがあります。
(安全機能が働くまでの期間は、周囲の温度により変化します)
長期間使用しない場合も、数か月ごとに充電を行うことをおすすめします。
数か月ごとに充電を行うことが難しい場合は、下記の設定を行いバッテリー長期保管モードにしてください。
いったん、長期保管モードに入れると、ACアダプターを接続するまで電源ボタンを押しても起動できなくなります。
本ツールを設定後に電源を入れる際は、ACアダプターを接続してください。
長期保管モードに入れる前に、バッテリーを50%程度まで充電した上で、設定することをおすすめします。
長期保管モードに入れた後も、数か月ごとに充電を行うことをおすすめします。
設定手順
ACアダプターを接続し、電源が切れた状態で、[F3]もしくは[F4]ボタンを押しながら電源ボタンを押します。
[VAIO レスキューモード]画面が表示されるので、[BIOS 設定を起動]、または[BIOS 設定メニューを表示]を選択します。
BIOS画面が表示されたら、「Advanced」の項目を選択し、続いて「Battery Storage Mode」の[Enter]を選択します。
「To complete Battery Storage Mode,~」と表示されますので、[Yes]を選択します。
自動的にシャットダウンした後、ACアダプターを抜き、充電ランプが消えるまで20秒程お待ちください。
充電ランプが消えた後、30秒待ってから電源ボタンを押して電源が入らないことを確認してください。
以上でバッテリー長期保管モードの設定は完了です。