Windowsの標準の機能でリカバリーメディアを作成します
対象製品
Windows 8.1
【ご注意】
Windows 8.1ダウングレードモデル(Windows 10 Proライセンス付)は、Windows 8.1プリインストールモデルとリカバリーメディアの作成方法が異なります。
下記の関連Q&A をご参照ください。
▼関連Q&A:
[Windows 8.1] Windows 8.1 ライセンス付モデルのリカバリーメディアを作成する方法
リカバリーメディアとしては、USB 2.0規格対応のUSBフラッシュメモリーを使用できます。
USB 3.0規格対応のUSBフラッシュメモリーでは、リカバリーできない場合があります。必ず、USB 2.0規格対応のUSBフラッシュメモリーを使用してください。
USBフラッシュメモリーは、機種によって必要な容量が違います。お手元の製品を確認いただき、以下を参照のうえ、ご用意ください。
VJP111*/131*シリーズ、VJF151*/152*シリーズ … 8 GB以上、32 GB以下
VJZ13A*シリーズ、VJZ12A*シリーズ、VJP132*シリーズ … 16 GB以上、32 GB以下
CD/DVDなどのディスク、SDカードや外付けハードディスクなどでは、リカバリーメディアを作成することはできません。
必要となるUSBフラッシュメモリーの容量は、[USBフラッシュドライブの接続]画面にて確認できます。
リカバリーメディアを作成後に、ファイルやフォルダーの追加、または削除を行うと、リカバリー(再セットアップ・初期化)が実行できません。
リカバリーメディアを作成する際は、スタンバイ、休止状態、またはスリープに移行しない設定にしてください。
リカバリーメディアを作成する際は、セキュリティーアプリなどの常駐アプリを一時的に停止してください。
作成したリカバリーメディアは、作成の際に使用したVAIOでしか使うことができません。
ハードディスク/SSD上の空き容量が少ない場合は、リカバリーメディアの作成はできません。
必ずACアダプターを接続してからリカバリーメディアを作成してください。
セキュリティー機能を搭載したUSBフラッシュメモリーは、複数のドライブやパーティションとして認識されることがあります。
その場合は、リカバリーデータを作成、および保存する機能が制限されることがあります。詳細については、USBフラッシュメモリーの取扱説明書をご参照ください。
操作方法
コントロールパネルを開きます。
[システムとセキュリティ]を選択します。
[ファイル履歴]を選択します。
画面左下の[回復]を選択します。
[回復ドライブの作成]を選択します。
[回復ドライブの作成]画面が表示されるので、[回復パーティションをPCから回復ドライブにコピーします。]のチェックボックスにチェックが入っていることを確認した上で、[次へ]を選択します。
[回復パーティションをPCから回復ドライブにコピーします。]のチェックボックスがグレーアウトしてチェックが入らない場合は、リカバリー領域が存在しないか正常でない可能性があります。この場合、「回復ドライブ」を作成してもリカバリー領域のバックアップが行えないため、「回復ドライブ」からWindowsを再インストールすることができません。
[USB フラッシュ ドライブの接続]画面が表示されるので、データを保存するUSBフラッシュメモリーを接続します。
接続したUSB機器の画面が表示された場合は画面を閉じてください。作成に必要な容量は、機種により異なります。表示された容量より大きめの容量のUSBフラッシュメモリーを使用してください。
[USBフラッシュドライブの選択]画面が表示されるので、接続したUSBフラッシュメモリーが表示されていることを確認したうえで、[次へ]を選択します。
[回復ドライブの作成]画面が表示されるので、[作成]を選択してください。リカバリーメディアの作成が開始されます。
リカバリーメディアの作成には数十分かかる場合があります。作成中に電源を切ったり、スタンバイ、休止状態、またはスリープに移行しないようにしてください。
[回復ドライブの準備ができました]画面が表示されるので、[完了]を選択してください。
[回復パーティションを削除します]はクリックして実行しないでください。回復パーティションを削除すると、ハードディスク/SSD内のリカバリーイメージを使用しての 「PCのリフレッシュ」、および「PCを初期状態に戻す」が実行できなくなります。
以上でリカバリーメディアの作成は完了です。
USBフラッシュメモリーにラベル名を記載するか、USBフラッシュメモリーとラベル名を記載したメモを一緒に保管してください。