[VAIO_PC] リカバリーメディアを作成する際の注意事項

対象モデル:VAIO PC
 
リカバリーメディアを作成する際の注意事項を教えてください。
   
リカバリーメディア作成に対応したUSBフラッシュメモリーが必要です。
 
 事前確認
 
  • VAIOに接続している周辺機器は全て取り外してから操作を行ってください。

  • USBフラッシュメモリー以外の記憶媒体(CD/DVDなどのディスク、SDカードや外付けハードディスクなど)では、リカバリーメディアを作成することはできません。

  • リカバリーメディアの作成については、FAT32でフォーマットされたセキュリティ機能などに 対応していない USBフラッシュメモリーで作成できます。

     ご注意
     
    • 以下の機種については、USB3.0 対応のUSB メモリーを使用すると、実際にリカバリーを行う際にリカバリーが出来ない可能性があります。
      リカバリーメディア作成については、USB2.0 対応のUS Bメモリーでリカバリーメディアを作成してください。

      VJC151*,VJF151*,VJF152*,VJF156*
      VJP111*,VJP112*,VJP131*,VJP132*,VJP133*
      VJS111*,VJS131*,VJS151*
      VJZ12A*,VJZ13A*,VJZ13B*,VJZ131*
      VJPB11*

    • Windows 10、およびWindows 11プリインストールのVAIOのリカバリーメディア作成機能は、
      OS標準の回復メディア作成機能の仕様に準じています。
      このため初期設定時より、インターネットに接続していると、Windows Updateにより
      OSのアップデートにあわせリカバリーのデータが順次更新されます。
      また、アップグレード後も、アップグレード後のOSにリカバリーのデータが更新されます。
      このためリカバリーメディアの作成のタイミングによっては、工場出荷時と完全に同じ状態になりませんので、あらかじめご了承ください。

  • USBフラッシュメモリーは、機種によって必要な容量が違います。お手元の製品を確認いただき、以下を参照のうえご用意ください。

    ■8 GB以上、32 GB以下

    VJP111*/131*シリーズ、VJF151*/152*シリーズ

    ■16 GB以上

    VJZ13A*シリーズ、VJZ12A*シリーズ、VJP132*シリーズ、VJZ13B*/131*シリーズ
    VJC151*シリーズ、VJF156*シリーズ、VJA121*シリーズ
    VJS11*/12*/13*/14*/15* シリーズ
    VJZ14*シリーズ
    VAIO Pro PA*/PB*/PF*/PG*/PH*/PJ*/PK* シリーズ

  • 必要となるUSBフラッシュメモリーの容量は、リカバリーメディア作成時の[USBフラッシュドライブの接続]画面にて確認できます。
     ご注意
     
    • リカバリーメディア作成時の[USBフラッシュドライブの接続]画面に「32GB以上のデータを格納できる必要」と表示された場合は
      32GB以上の容量のメディアを準備してください。
      これは、リカバリーデータとして32GBの領域が必要ですが、32GBの容量のメディアをフォーマットした場合
      フォーマット後の使用できる容量が約29GB程度となり、リカバリーデータを完全に格納できないためです。

リカバリに関する注意事項

  • VJZ141*シリーズで、リカバリーメディアを作成する場合 は、USB Type-C のフラッシュメモリー、もしくはHi-Speed USB(USB2.0)またはSuper speed USB (USB3.0)のUSBフラッシュメモリーにUSB Type-C の規格に準拠した、USB Type C / A変換アダプターを接続した上で作成してください。
  • リカバリーメディアを作成する際に、USBフラッシュメモリーに保存されているデータはすべて削除されるため、事前にデータのバックアップを行ってください。
  • リカバリーメディア作成前に、ディスクのエラーチェックでリカバリーメディアのエラーチェックを実施してください。

    ▼関連Q&A:
    [Windows 11] ディスクのエラーチェック(チェックディスク)をする方法
    [Windows 10] ディスクのエラーチェック(スキャンディスク)をする方法

  • リカバリーメディア作成前に、一旦FAT32でフォーマットすることをおすすめします。
  • リカバリーメディアを作成後に、ファイルやフォルダーの追加、または削除を行うと、リカバリー(再セットアップ・初期化)が実行できません。
  • リカバリーメディアを作成する際は、スタンバイ、休止状態、またはスリープに移行しない設定にしてください。
  • リカバリーメディアを作成する際は、セキュリティーアプリなどの常駐アプリを一時的に停止してください。
  • 作成したリカバリーメディアは、作成の際に使用したVAIOでしか使うことができません。
  • ハードディスク上の空き容量が少ない場合は、リカバリーメディアの作成はできません。
  • 必ずACアダプターを接続してからリカバリーメディアを作成してください。
  • 暗号化機能やセキュリティー機能を搭載した、あるいはアプリをダウンロードしてそのような機能を持たせることができるUSBフラッシュメモリーは、複数のドライブやパーティションとして認識されることがあります。
    その場合は、リカバリーメディアの作成は問題がなくても実際にリカバリーを行う際にリカバリーメディアから起動できないなどの不具合が発生することがあります。
    そのためリカバリーメディアはセキュリティ機能や暗号化機能に対応しないUSBメモリーで作成してください。
  • リカバリーメディア作成時に必要となるUSBフラッシュメモリーの容量が例えば6~8GBと表示された場合、8GBのUSBフラッシュメモリーを使用すると、容量不足により作成に失敗する可能性があります。
    リカバリーメディアを作成する際は、必要となる容量よりも大きい容量のUSBフラッシュメモリーのご使用をおすすめします。
  • Windows 7(Windows 8.1ライセンス付)モデルは、工場出荷時の状態のみ、Windows 8.1のリカバリーデータがインストールされています。
    リカバリーなどを行う前に、必ずWindows 8.1のリカバリーメディアを作成してください。
    Windows 7のリカバリーメディアも付属していないため、Windows 7のリカバリーメディアも作成してください。
  • パーティションの構成を変更するソフトやハードディスク/SSDを暗号化するソフトをインストールすると、リカバリー領域からデータを取り出せず、リカバリーメディアの作成ができない場合があります。
    購入直後の工場出荷時の状態でリカバリーメディアを作成することをおすすめします。

このQ&Aは役に立ちましたか?


関連FAQ


    お問い合わせフォーム