BIOS 上で、特定のハードウェアの機能を制限するのは、主に法人利用でのセキュリティ対策と考えられますが、BIOS 設定値の変更をユーザーが自由にできてしまう環境では 本Q&A に記載の制限手順を、同様の手順で解除されてしまうことが考えられます。
ハードウェア機能の制限を行う場合は、事前に下記の関連Q&A を参照してBIOS パスワードの設定を行うことを推奨します。
▼関連Q&A:
[VAIO_PC] BIOSパスワードを設定/解除する方法
操作方法につきましては、以下をご確認ください。
VAIO の電源が切れた状態で、[F3]キーもしくは[F4]キーを押しながら、電源ボタンを押します。
キーボードが分離できる、VJZ12A*、VJA121*、VJPA11* については、音量ボタンの上、または下ボタンを押しながら電源を入れます。
[VAIO レスキューモード]画面が表示されるので、[BIOS 設定を起動]を選択します。
BIOS パスワードを設定している場合はパスワード入力画面になるので、「Machine Password」として設定したパスワードを入力します。
BIOS 設定画面が表示されるので、[Device Restrictions]メニューを選択します。
[Device Restrictions] 画面が表示されるので、右側の項目から利用を制限したい項目を選択し、[Disabled]の項目を選択します。
※ここでは例として「USBポート」の利用制限をかけるために[USB Ports] を選択しています。
画面下部の[Exit]の項目を選択します。
「Setup Confirmation Save Configuration changes now?」とメッセージが表示されるので、[Yes]を選択します。
再起動がかかり、再び[VAIO レスキューモード]画面が表示されるので、[終了してWindows を起動する]を選択します。
以上で作業は終了です。