[Windows 11] ネットワーク上のユーザーとファイルやフォルダーを共有する方法

対象モデル
すべて
対象OS
Windows 11

Q. 質問

ネットワーク上のユーザーとファイルやフォルダーを共有したいです。

A. 回答

ネットワーク共有を行うには、事前準備と設定が必要です。

事前確認

セキュリティーアプリをご使用の場合、あらかじめPCへの通信を許可する設定が必要となります。
設定方法については、セキュリティーアプリの取扱説明書をご確認いただくか、メーカーまでお問い合わせください。

ファイルやフォルダーを共有する前の事前準備

コンピューター名とワークグループを設定します。
コンピューター名は、共有する他のパソコンと異なる名称を設定し、ワークグループは共有するパソコン全てで同一の名称に設定します。

設定方法については、以下の関連FAQを参照してください。

ワークグループとコンピュータ名の設定が完了したら、「ファイルとプリンターの共有」や「共有の詳細設定」など、共有に関する設定を行います。

以下のボックスの中から、目的の操作をクリックしてご確認ください。

共有に関する設定
  1. スタートボタンのアイコン 「スタート」ボタンをクリックして、スタートメニューから 設定のアイコン 「設定」をクリックします。

  2. 「設定」が表示されます。左のメニューから「ネットワークとインターネット」をクリックします。

    ネットワークとインターネット

  3. 「ネットワークとインターネット」が表示されます。無線接続の場合は「Wi-Fi」を、有線接続の場合は「イーサネット」をクリックします。
    ※画像の例では「Wi-Fi」をクリックしています

    ネットワークとインターネット

  4. 「Wi-Fi」が表示されます。接続済みの「(ネットワーク名称)プロパティ」をクリックします。

    (ネットワーク名称)プロパティ

  5. 「(ネットワーク名称)プロパティ」が表示されます。「プライベートネットワーク」をクリックして、有効の状態 オン にします。

    プライベートネットワーク

  6. 続いて左列にある「ネットワークとインターネット」をクリックします。

    ネットワークとインターネット

  7. 「ネットワークとインターネット」が表示されます。下にスクロールし「ネットワークの詳細設定」をクリックします。

    ネットワークの詳細設定

  8. 「ネットワークの詳細設定」が表示されます。「共有の詳細設定」をクリックします。

    共有の詳細設定

  9. 「共有の詳細設定」が表示されます。「プライベートネットワーク」をクリックし、「ネットワーク探索」をオン オン にします。
    同様に、「ファイルとプリンターの共有」もオン オン にします。
    ※必要に応じて「すべてのネットワーク」欄をクリックして展開し、「パブリックフォルダーの共有」や「パスワード保護共有」をオン オン にしてください。
    プライベートネットワーク1

    プライベートネットワーク2

    参考情報

    「パスワード保護共有」は、共有するパソコンからお使いのVAIO本体へアクセスしようとした際に、ユーザー名とパスワードの入力を求めるかどうかを設定する項目です。
    例として、この設定をVAIO本体で有効にしている場合、 外部のパソコンからご利用のVAIO本体へアクセスすると、VAIO本体に設定されているアカウントのユーザー名とパスワードを入力しないと外部から参照できなくなります。

    この場合、アクセスされる側のVAIO本体のユーザーアカウントに、パスワード設定が必要となりますので事前に設定しておく必要があります。

  10. 各設定が完了したら、VAIO本体を再起動します。

以上で操作は完了です。

フォルダーに個別で共有設定をする方法
  1. 共有したいファイル、またはフォルダーを右クリックし、表示されたメニューから「その他のオプションを確認」をクリックし、メニュー項目をすべて表示します。

    その他のオプションを確認

  2. メニュー項目が表示されます。「アクセスを許可する」をクリックし、「特定のユーザー」をクリックします。

    特定のユーザー

  3. 「共有する相手を選んでください」が表示されます。入力欄右側にある 下向き不等号のアイコン をクリックします。

    許可するユーザー

  4. 表示された一覧から、共有を許可するユーザーをクリックします。
    ここでは、例として「Everyone」を選択しています。
    ※「Everyone」をクリックすると、同じネットワーク上のすべてのユーザーに対して、コンテンツを共有することになります。

    許可するユーザー

  5. 共有を許可するユーザーがボックスに表示されます。「追加」をクリックします。

    許可するユーザー

  6. 一覧にユーザーが追加されます。必要に応じて「アクセス許可のレベル」欄をクリックして変更し、「共有」ボタンをクリックします。

    アクセス許可のレベル

  7. 「ユーザーのフォルダーは共有されています。」と表示されます。「終了」ボタンをクリックします。

    ユーザーのフォルダーは共有されています

以上で操作は完了です。

共有したファイル、またはフォルダーがあるPCに接続する方法
  1. スタートボタンのアイコン 「スタート」ボタンを右クリックして「エクスプローラー」をクリックします。

    エクスプローラー

  2. エクスプローラーの左側に表示されている 「ネットワーク」をクリックします。

    ネットワーク

  3. コンピュータ欄に表示のある別のパソコン(コンピューター名)をダブルクリックします。

    コンピューター名

参考情報

「Windows セキュリティ」が表示された場合

「ユーザー名」および「パスワード」欄には「接続したいパソコン(相手)側のユーザー名とパスワード」を入力し「OK」ボタンをクリックします。
※「資格情報を記憶する」にチェックを入れると、次回接続時はユーザー名やパスワードを入力せずに接続できます。

Windowsセキュリティ資格情報

パスワードで保護された共有が有効になっている場合は、共有フォルダーにネットワーク上のほかのパソコンが接続するためには、接続する側のパソコンは接続される側のパソコン上のユーザーアカウント、およびパスワードを持っている必要があります。
このため、ワークグループに属しているすべてのパソコン上に同じユーザーアカウント、およびパスワードを作成すると接続しやすくなります。


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関連FAQ


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