バッテリーの充電がまったく出来ない、一定容量以上に充電できない、バッテリーが認識されないなど、
充電に関するトラブルが発生している場合の対処方法です。
下記に掲載の「事前確認」「参考情報」をご確認のうえ、対処方法は、以下のリンクよりご確認ください。
2017年9月以降に発売になったバッテリー内蔵型のVAIOでは、バッテリーの過度な劣化を避けるため「自動充電調節機能]がついています。
バッテリーの残量95%~100%の状態では、ACアダプターを接続していても、バッテリーは充電されません。
94%以下まで放電されてからACアダプターを接続することで、再度充電が開始されます。
VAIO株式会社製VAIOは製品付属のACアダプターおよび、製品付属のACアダプターと同型番の純正ACアダプターでのみ動作を保証しています。
ソニー製を含む他社製ACアダプターおよびVAIO株式会社製であっても、製品付属型番以外のACアダプターでは一切の動作確認を行っておらず、動作の保証はいたしかねます。
以下の確認手順はすべて製品付属または製品付属のものと同型番のACアダプターを接続した状態で確認を行ってください。
各機種付属のACアダプターの型番は下記の関連FAQでご確認ください。
バッテリーの現在の状況はタスクトレイのバッテリーアイコンの表示で確認します。
状態 | Windows 10 | Windows 11 |
充電中 | ||
バッテリー駆動中 | ||
バッテリー認識なし |
※Windows 11 22H2以降、充電中のマークはバッテリーアイコンに「コンセント」のマークではなく「稲妻」のマークが付くようになっています。
※バッテリーが認識されていない状態で、通知領域のバッテリーアイコンを選択すると、[バッテリーが検出されません]と表示されます。
※その他アイコンのデザイン等はWindowsのバージョン等で変更になる場合があります。
バッテリー残量は、下記の関連FAQを参照してご確認ください。
バッテリーが認識されている場合
いたわり充電がOFFの場合でも100%まで充電ができない場合は、ACアダプターを接続せず、充電残量が「10%以下(0%~10%)」になるまでPCを使用します。
※その際、省電力や休止状態・スリープへの移行等の機能は、一旦OFFにします。
10%以下までバッテリー残量が減ったら、ACアダプターを接続して、100%まで充電が可能になっているか確認します。
100%まで充電できない場合は、再度、バッテリー残量が10%以下になるまで使用してから、100%まで充電ができるかを3~5回繰り返し、確認します。
上記作業を繰り返し行っても、バッテリーが100%まで充電できない場合は、バッテリーまたはVAIO本体が故障している可能性があります。
VAIOサポートセンター「修理相談窓口」までご連絡ください。
バッテリーが認識されていない場合
バッテリーを取り外して放電作業を行い、シャットダウンできるかを確認します。
物理的にバッテリーを取り外せるのは、一部の15インチモデルのみです。(15インチモデルでも、バッテリーの取り外しが出来ないモデルがあります。)
それ以外のモデルは、バッテリーの取り外しではなく「バッテリーオフボタンを押す」ことで、放電を行うことができます。
バッテリーオフボタンを押す際は、ゼムクリップを伸ばしたものや、ピン先が針状になっていないものをご用意ください。
折れる懸念のあるものや、針状のもののご使用はお控えください。故障の原因となります。
Windowsをシャットダウンし、ACアダプターやUSB接続機器、SDカードなどの記憶媒体を含め、全ての周辺機器類を取り外します。
バッテリーが取り外しできる機種の場合
本体底面にあるバッテリーを取り外します。
その後5分間程度放置して、放電します。
バッテリーオフボタン搭載モデルの場合
全ての周辺機器類を取り外した後、クリップ等を伸ばしたものや、針状になっていないピンなどを使ってバッテリーオフボタンを 3秒間長押し します。
※3秒以上、長く押さないでください。
そのあと1分程度放置して、放電します。
放電後、VAIO本体にACアダプターのみを装着します。
電源を入れてBIOS設定値の初期化を行い、その後のバッテリーの認識、および充電できるかを確認します。
上記作業を行ってもバッテリーが認識されない場合は、VAIOサポートセンター「修理相談窓口」までご連絡ください。
バッテリーが認識されるようになった場合は バッテリーが認識されている場合 をご覧ください。