対象製品
VAIO PC全般
バッテリーオフボタン搭載モデルのみ対象です。
バッテリーオフボタンとは、バッテリーが取り外しできないタイプのVAIO に搭載されている、バッテリーと本体との接続を内部的に一時遮断するボタンです。
ボタンの位置は機種によって異なっていますが、本Q&A で確認できます。
このバッテリーオフボタンを押している間は、本体とバッテリーの接続が切断されます。
バッテリーオフボタンを押す際には、ゼムクリップなどの細く、折れる危険性のない金属製のピン形状のものが必要です。VAIO が起動しない場合や、電源が入らない場合、Windows上でバッテリーに関するエラーが表示されていたり、バッテリーが正しく認識されていないなどのトラブルが発生している場合は、このバッテリーオフボタンを押すことで、改善できる可能性があります。
バッテリーオフボタンを押す前に、充電のためのACアダプターなどのケーブル類は、必ず実施前に全て取り外してください。
その状態でバッテリーオフボタンにピン状のものを軽く差し込み、カチっとボタンを押したような手応えがあったら、そのまま3秒間長押ししてください。
※3秒以上長く押さないでください。
バッテリーオフボタンを押した後は、触らずにそのまま5分ほど待ってから、再びACアダプターなどをVAIOへ取り付け直し、再度電源を入れてください。
※この作業を「放電」と呼びます。バッテリーが取り外しできるモデル の場合は、バッテリーを取り外してそのまま5分ほど放置し、再びバッテリー、ACアダプターを取り付けてください。
【事前確認】
- バッテリーオフボタンを押す場合は、ゼムクリップなどを使用して バッテリーオフボタンに対し、真っ直ぐに差し込んでください。
- 強い力は不要ですが、シャープペンシルなど、折れる危険性のある物は故障の原因となりますので、絶対に使用しないでください。
- バッテリーのみでPCが動作している場合にバッテリーオフボタンを押すと、電源供給が遮断され、電源が落ちます。
その際、お客様の作成したデータが破損したり、Windowsが正常に動作しなくなるなどの可能性がありますのでご注意ください。
VJF151*/VJF152*/VJF156*/VJC151*/VJS151*/VJS152*/VJPH11* シリーズの場合
バッテリーが取り外し可能なモデルのため、バッテリーオフボタンはありません。
放電を行う場合は、ACアダプターとバッテリーを取り外し、そのまま5分放置します。
バッテリーの取り外しはできませんが 、バッテリーオフボタンはありません。
電源が入らなくなった場合は、以下のアンサーの内容をご確認ください。▼関連Q&A:
[VJFL51*] 電源が入らない場合の確認事項
本体底面のカバーをはずした中にあります。
本体底面のカバーをはずした中にあります。
本体底面のSDカードスロット近くにあります。
VJS112*/VJS132*/VJS121*/VJS122*/VJS123*/VJS141*/VJS142*/VJS143*/
VJPF11*/VJPG11*/VJPG13*/VJPG14*/VJPJ11*/VJPJ13*/VJPK11*/VJPK13* シリーズの場合本体底面の有線LAN ポートの近くにあります。
【ご注意】
VJA121*シリーズで「放電」作業を実施する場合、ワイヤレスキーボードユニット(バッテリー搭載 ※VJ8WKB2)をご利用の場合は、必ずタブレット(本体)とワイヤレスキーボードユニット(VJ8WKB2)のドッキングは、必ず解除してください。
ドッキングを解除した後、タブレット(本体)/ワイヤレスキーボードユニット(VJ8WKB2) のそれぞれでバッテリーオフボタンを押して、放電を実施してください。
バッテリーオフボタンを押す際は、ボタンホールに対して必ず真っ直ぐにピンを挿しこんでください。
放電の際は、充電のためのACアダプターなどは全て取り外してから実施してください。本体(タブレット)のバッテリーオフボタンは「右側面」の 電源ランプと音量調節ボタン(+)の間にあります。
※画像図内の「6」
ワイヤレスキーボードユニット(VJ8WKB2)のバッテリーオフボタンは底面にあります。
※HDMIポート、USB3.0(給電機能つき) の近くにあります。
【参考情報】
バッテリー搭載のないキーボードユニット(VJ8KB2)の底面にも、上記のバッテリーオフボタンの位置に穴がありますがバッテリーオフボタンではありません。
放電を行う場合はタブレット(本体)のみ、作業を行ってください。