詳細は、以下のリンクよりご確認ください。
※上記の項目名は機種やOS、ドライバーのバージョンによって異なる場合があります。
「メイン」画面
スピーカーの音量の調整及びミュートの設定が可能です。この項目は[Fn]+[F2]キーまたは[Fn]+[F3/F4]キーと連動します。
設定ボタンを押すと[スピーカー/ヘッドフォン] の設定画面が開きます。
マイクの録音レベルの調整及びミュートが可能です。
設定ボタンを押すと[マイク配列] の設定画面が開きます。
「スピーカー/ヘッドフォン」画面
スピーカーの音量の調整及びミュートの設定が可能です。この項目は「メイン」画面の「スピーカー/ヘッドフォン」や[Fn]+[F2]キーまたは[Fn]+[F3/F4]キーと連動します。
スピーカーの左右の音量のバランスを調整できます。
「Omni Speaker」をオンにすると音が回り込むような効果が得られます。
イコライザーの設定を、プリセットされている設定から選択することができます。
また、自分で設定を行い、その設定を「ユーザー設定」として保存することが可能です。
なお、「削除」ボタンで削除が可能な項目は「ユーザー設定」として保存した項目のみになります。
VAIO がこの設定の環境にある状態で音を再生したような効果が得られます。
「ラウドネス等化(Loudness Equalization)」をオンにすると、同じ音量設定でも曲ごとに音の大きさが異なって聞こえる現象を修正してくれます。
「ボイスキャンセル」をオンにすると、ボーカルの音量を非常に小さくして、楽曲から楽器の音だけが聞こえるようにしてくれます。
※完全に声が聞こえなくなるわけではありません。
「ピッチシフト」を変更すると再生速度は変わらず音の高さが変化します。
「デフォルトフォーマット」で再生する音のサンプリング周波数と量子化ビットの組み合わせを変更できます。
[スピーカー設定] については、VAIO では「ステレオ」固定となっています。
「フルレンジスピーカー」について、VAIO内蔵のステレオスピーカーはフルレンジスピーカーとして動作するため、チェックを外しても動作は変化しません。
再生ボタンを押すと左(L)スピーカー、右(R)スピーカーの順に音が鳴り、スピーカーが正常に機能しているかを確認できます。
ただし、②のバランス設定が偏っている場合はスピーカーが正常でも音が出ない場合があります。
「マイク配列」画面
※内蔵マイクがモノラルの機種の場合は、「マイク配列」ではなく「マイク」となります。
マイクの録音レベルの調整及びミュートの設定が可能です。この項目は「メイン」画面の「マイク配列」と連動します。
[マイク ブースト] を+0 dB 以外の設定にすると、マイクからの入力信号を増幅します。
+0 dB/+10 dB/+20 dB/+30 dB から選択が可能で、数字が大きいほど増幅も大きくなります。
ただし、マイクからのノイズも増幅するため、必要以上に大きな設定にすべきではありません。
「マイク効果」については次の5つから選択可能です。
全てオフ:特別な調整はせずに通常のステレオマイクとして動作するモードです。
一方向:1人でWeb会議に参加する場合や音声コマンドを使用するのに最適なモードです。
ビームフォーミング(指向性録音)によりビーム内部の適切な音声だけを拾います。
また、ノイズ抑制機能により、ノートPCのファン動作音やキーボードを叩く音など
周囲で定常的に発生するノイズを抑制し、相手に聞き取りやすい音声に調整します。
全方向(デフォルト設定):複数名の話者がいる場合に最適なモードです。
複数名で参加するWeb会議でもマイクからの距離に関わらず
音声を拾うことができ、音声も一定になるように調整されます。
また、ノイズ抑制機能により、ノートPCのファン動作音やキーボードを叩く音など
周囲で定常的に発生するノイズを抑制し、聞き手にとって聞きやすい音声にします。
音声認識を強化:Cortana や音声認識ソフトのご利用に最適なモードです。
高品質録音:動画や周囲の音声録音に最適なモードです。
いわゆる「ハウリング」が起こらないようにエコーを除去します。
ただし、「マイク効果」の設定が「全てオフ」と「高品質録音」の場合は有効にすることができません。
有効にするとVAIO から離れた場所にいても音声を拾ってくれます。
ただし、「マイク効果」の設定が「全方向」の場合のみ有効にすることが可能です。
着信用ノイズキャンセルのオンオフを切り替えます。
オンにすると相手話者の音声に乗るノイズを低減してくれます。
共有モードで使用されるサンプリング周波数と量子化ビットを選択可能です。
※あくまでもデータフォーマットとしての選択であり、実際に入力された音声の品質は入力に使用するマイクの品質に大きく依存します。
内蔵マイクがモノラルマイクの機種(録音デバイス内の項目が「マイク配列」ではなく「マイク」の機種)の場合は、「マイク効果」の設定項目が大幅に変わります。
テレワークなどで利用する場合は、両方の設定を「オン」にすることをお勧めします。
「デバイス詳細設定」画面
ヘッドフォン端子にヘッドセットを挿した場合に、内蔵スピーカーや内蔵マイクと同じ設定を適用する(各上段選択肢)か、別々に設定を管理する(各下段選択肢)かを設定します。
上記の画面で、下段を選択して設定を別々に管理するようにした場合に、マイク機能付きヘッドセットを接続すると以下のように設定項目が増えて表示(黄緑色の枠内)される場合があります。
増えた項目それぞれで「スピーカー/ヘッドフォン」や「マイク配列」と同じ設定項目が用意されています。
AIノイズキャンセリング機能に対応した機種(2021年10月22日以降に発売された機種)では、「デバイス詳細設定」画面に
「録音デバイス」の項目がありません。これは、AIノイズキャンセリング機能に対応することにより、
従来の機種とハードウェア構成が変更になったための現象であり、異常が起きているわけではありません。
「情報」画面
オーディオドライバーのバージョンとユーザーインターフェイスのバージョンが表示されます。