[Windows 11] 以前のバージョンのWindows11に戻す方法

対象モデル
すべて
対象OS
Windows 11

Q. 質問

Windows 11のバージョンをアップデートしましたが、以前のバージョンに戻すことはできますか。

A. 回答

どのバージョンにアップデートしたかによって、元のバージョンに戻す方法が異なります。操作方法については、下記を確認してください。

事前確認
  • 現在のバージョンを確認したい場合は以下の情報を参照してください。

  • 以下の条件に該当する場合、元のバージョンに戻せない可能性があります。

    • Windows 10からWindows 11にアップグレード後、10日以内に最新のWindows 11にアップデートした

    • アップデートから10日以上経過している

    • 「PC をリセットする」を実行した

    • ディスククリーンアップを実行した

    • 元のバージョンに戻すために必要なファイル(Windows.old)が削除されている

    ただし、アップデートの適用前にリカバリーメディアを作成している場合は、アップデート適用前のWindows 11に戻すことが可能です。
    リカバリーメディアを使用してリカバリーをする方法については、以下の情報を参照してください。

注 意
  • 以前のWindowsに戻す処理は、お使いの環境によっては完了までにかなりの時間を要する場合があります。
    必ずACアダプターを接続して作業をしてください。作業を中断すると、起動不可などの問題が発生する可能性があります。

  • アップデート後に作成したファイルや保存したデータは、以前のバージョンに戻す操作を行うと削除される可能性があります。
    これらのデータがある場合は以下の情報を参照し、外部メディア(USBメモリーや外付けHDDなど)に必ずバックアップをしてください。

Windows 11をどのバージョンにアップデートしたかによって、元のバージョンに戻す方法が異なります。
操作方法については、アップデートしたバージョンを以下よりクリックし確認して下さい。

24H2から25H2へアップデートした場合
事前確認

Windows UpdateでWindows 11バージョン「25H2」にアップデートした場合、従来の元のバージョンに戻す方法とは異なり「Feature Update for Windows 11 25H2 via Enablement Package (KB5054156)」をアンインストールすると、Windows 11バージョン「24H2」に戻すことができます。
Feature Update for Windows 11 25H2 via Enablement Packageが赤枠で囲われた画像

  1. スタートボタンのアイコン「スタート」ボタンをクリックし「設定」をクリックします。
    ※「設定」がない場合は右上「すべて」をクリックして、一覧から探してください。
    スタートと設定のボタンが赤枠で囲われた画像

  2. 「設定」が表示されます。
    「Windows Update」をクリックします。
    Windows Updateが赤枠で囲われた画像

  3. 「Windows Update」が表示されます。
    「その他のオプション」項目の「更新の履歴」をクリックします。
    更新の履歴が赤枠で囲われた画像

  4. 「更新の履歴」が表示されます。
    「関連設定」項目の「更新プログラムをアンインストールする」をクリックします。
    更新プログラムをアンインストールするが赤枠で囲われている画像

  5. 「更新プログラムをアンインストールする」が表示されます。
    「Feature Update for Windows 11 25H2 via Enablement Package (KB5054156)」を確認し、「アンインストール」をクリックします。
    アンインストールが赤枠で囲われている画像

  6. 「この更新プログラムをアンインストールする」と表示されます。
    「アンインストール」をクリックします。
    アンインストールが赤枠で囲われた画像

  7. アンインストールが開始されます。
    そのまましばらく待ちます。
    アンインストール中の画像

  8. 「再起動する必要があります」と表示されます。
    作業中のファイルやアプリをすべて保存して終了し、「今すぐ再起動する」をクリックします。
    閉じるボタンが赤枠で囲われた画像

以上で操作は完了です。
再起動後、「バージョン情報」より、きちんとアンインストールされているか確認してください。
閉じるボタンが赤枠で囲われた画像

その他のバージョンへアップデートした場合
事前確認

現在のバージョンによって、表示される画面が異なる場合があります。画面の指示に従って操作を行ってください。

  1. スタートボタンのアイコン「スタート」ボタンをクリックし「設定」をクリックします。
    ※「設定」がない場合は右上「すべて」をクリックして、一覧から探してください。
    スタートと設定のボタンが赤枠で囲われた画像

  2. 「設定」が表示されます。
    「システム」をクリックします。
    システムが赤枠で囲われた画像

  3. 「システム」が表示されます。
    画面右側をスクロールし「回復」をクリックします。
    回復が赤枠で囲われた画像

  4. 「回復」が表示されます。
    「回復オプション」項目の「復元」右側にある、「戻す」をクリックします。
    戻すが赤枠で囲われている画像

    注 意

    「復元」の項目が表示されていない、またはボタンがグレーアウトしている場合は、「事前確認」の元のバージョンに戻すことができない条件に合致しており「設定」から戻すことはできません。
    大型アップデートの適用前にリカバリーメディアを作成している場合は、アップデート適用前のWindows 11に戻すことが可能です。
    リカバリーメディアを使用してのリカバリーをする方法については、以下の情報を参照してください。

  5. 「以前のバージョンに戻す理由をお聞かせください」と表示されます。
    任意の項目にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
    次へが赤枠で囲われている画像

  6. 「アップデートをチェックしますか?」と表示されます。
    「行わない」をクリックします。
    行わないが赤枠で囲われた画像

  7. 「知っておくべきこと」と表示されます。
    「次へ」をクリックします。
    次へが赤枠で囲われている画像

  8. 「ロックアウトされないようご注意ください」と表示されます。
    「次へ」を選択してください。
    ※Windowsにログインする際にパスワードを掛けていた場合は、前のバージョンに戻した後もそのログインパスワードが必要になります。
    閉じるボタンが赤枠で囲われた画像

  9. 「このビルドをお試しいただきありがとうございます」と表示されます。
    「以前のビルドに戻す」をクリックします。
    以前のビルドに戻すが赤枠で囲われた画像

以上で操作は完了です。自動的に再起動などが行われ、以前のバージョンのWindows 11に戻ります。
以前のバージョンのWindows 11に戻るまで、お客様のご使用環境によっては非常に時間がかかる場合があります。
以前のバージョンに復元している画像

注 意

作業を中断すると、起動できないなどの問題が発生する可能性がありますのでご注意ください。


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