CPU使用率が高いです。改善方法を教えてください。
負荷の高いアプリや不要なアプリを終了します。改善方法については下記を確認してください。
「CPU使用率」とは、パソコンの中央処理装置(CPU)が実行中のプログラムにどれくらいの処理時間を割いているかを示す割合です。
CPU使用率が高いほど、CPUに対する処理要求が高いことを意味します。
CPU使用率が100%に近いほどパソコンの動作が遅くなり、システム全体のパフォーマンスが低下します。
CPU使用率が常に高い状態の場合、システムの寿命が短くなる可能性があります。
「CPU使用率」が高い場合は、以下の改善方法を順に行ってください。
CPU使用率が高い場合、パソコンの再起動をしてください。
再起動により、一時ファイルを消去し、実行時間の長いプロセスを処理できる可能性があります。
シャットダウン時は高速スタートアップ機能により、パソコンのシステム情報がファイルに保存されます。
一方、再起動ではこの情報は保存されず、トラブルの原因となる可能性のある設定がリセットされます。
そのため、CPUの使用率が高い場合はシャットダウンではなく、再起動を行ってください。
タスクマネージャーでCPU使用率の高いアプリを特定し、不要なアプリを終了してください。
タスクマネージャーからアプリを終了する方法については以下をクリックして参照して下さい。
重要なプロセスを終了させてしまうとシステムが不安定になる可能性があるため、注意して操作を行ってください。
タスクバーの何もないところで右クリックし、表示されるメニューから「タスク マネージャー」をクリックします。
「タスク マネージャー」画面が表示されます。
「プロセス」が表示されているので「CPU」の項目を特定します。
「CPU」が高く、タスクを終了してもよいアプリと確認出来た場合、アプリにマウスポインターを合わせて右クリックをします。
※ここでは例として「Outlook(new)」を終了します。
表示された一覧から「タスクの終了」をクリックします。
以上で操作は完了です。「CPU使用率」が下がっているか確認してください。
システム起動時に多くのアプリケーションが自動的に起動すると、CPUに負荷がかかります。
使用頻度の低いスタートアップアプリを無効にすることで、CPU使用率を下げられる可能性があります。
スタートアップアプリ(常駐アプリ)を無効にする方法については以下の情報を参照してください、
ご使用のドライバーが古いと、システムの機能が低下してCPU使用率が高くなる可能性があります。
そのため、ドライバーは常に最新の状態になるようにアップデートすることをおすすめします。
ドライバーをアップデートする方法については以下の情報を参照してください、
パソコンのCPU使用率が高いにもかかわらず、原因を特定できない場合はウイルスやマルウェアの感染の可能性があります。
ウイルスやマルウェアはバックグラウンドで動作し、CPUやメモリを大量に消費するためパソコンの動作が遅くなったり、CPU使用率が急激に上がることがあります。
ウイルスやマルウェアの感染を防ぐためには、定期的にウイルス対策ソフトを更新し、スキャンを行うのが重要です。
不審なメールやウェブサイトからのダウンロードは避け、感染が疑われる場合はすぐにウイルス対策ソフトでチェックを行ってください。
Windowsセキュリティでウイルスやマルウェアをスキャンする方法については以下の情報を参照してください。