アナログ外部ディスプレイ出力、もしくはVGAアダプターに外部ディスプレイを接続して映像を出力する場合、通常では接続時に最適な解像度を自動的に判別して映像を出力しますが、接続するディスプレイによっては、接続しても画面が表示されない場合や、正常に表示できない場合があります。
対処方法につきましては、以下のリンクよりご確認ください。
アナログ外部ディスプレイ(VGA)出力搭載機種(VGAアダプター:VJ8DA15)が対象となります。
他社製の変換アダプターや変換ケーブル、ディスプレイ分配機(ハブ)などをご利用の場合は、すべてお取り外しのうえ改めてご確認ください。
VGAポートを利用しない外部出力の場合は、下記の関連Q&Aをご確認ください。
▼関連Q&A:
[Windows 11] 外部ディスプレイやテレビ(TV) などに外部出力できない
[Windows 10] 外部ディスプレイやテレビ(TV) などに外部出力できない
VGAケーブルが正しく接続されているか確認し、ケーブルを接続しなおすか、他のケーブルに変更して表示できるかどうか確認します。
VGAアダプター:VJ8DA15 をご利用の場合は、アダプターがしっかり接続されているか確認します。
改善しない場合は次の項に進みます。
BIOSおよびグラフィックスドライバーを最新にします
BIOSおよびグラフィックスドライバーを最新にして、外部出力が可能かどうかを確認します。
BIOSのBIOSのバージョンが古い場合やグラフィックスドライバーが正常に機能していない場合、外部出力ができない可能性があります。
VAIO サポートページから最新のBIOSとグラフィックスドライバーをダウンロードし、BIOSの更新およびグラフィックスドライバーの再インストールを行ってください。
■アップデートプログラム|VAIO サポートページ
https://support.vaio.com/software/update/
改善しない場合は次の項に進みます。
BIOSを初期化します
放電作業を行います
ここまでの操作で改善できない場合は、バッテリーを取り外して放電作業を行い、シャットダウンできるかを確認します。
物理的にバッテリーを取り外せるのは、一部の15インチモデルのみです。
▼関連Q&A:
[VAIO_PC] バッテリーの取り外しが可能なVAIO一覧
それ以外のモデルは、バッテリーの取り外しではなく「バッテリーオフボタンを押す」ことで、放電を行うことができます。
バッテリーオフボタンを押す際は、ゼムクリップを伸ばしたものや、針状でないピンなどをご用意ください。
折れる懸念のあるものや、針状のもののご使用はお控えください。故障の原因となります。
▼関連Q&A:
[VAIO_PC] バッテリーオフボタンの位置一覧
電源ボタンを4秒以上押したまま(VJZ13* シリーズは10秒以上)にして、完全にシャットダウンしてください。
スイッチ操作の時間が短いと完全にシャットダウンできないことがあるのでご注意ください。
電源ケーブル、ACアダプター、バッテリーなどVAIO本体からすべての接続を取りはずして、その後5分間程度放置してください。
バッテリーオフボタン搭載モデルの場合は、電源ケーブル、ACアダプター、を取り外した後、クリップ等を伸ばしたものや、針状になっていないピンなどを使って、バッテリーオフボタンを 3秒間長押し します。
※3秒以上、長く押さないでください。
再度、電源ケーブルなどの機器を取りつけます。
外部ディスプレイの電源を入れ、しばらくしてからVGAケーブルを接続し、その後PCの電源を入れます。
改善しない場合は次の項に進みます。
解像度の設定を変更します
Windows 11 の場合
外部ディスプレイに接続します。
デスクトップ上の何もないところで、右クリックし、表示されたメニューから[ディスプレイ設定]を選択します。
「ディスプレイのカスタマイズ」画面が表示されるので、外部ディスプレイ側を選択し、画面下部へスクロールし「関連設定」にある [ディスプレイの詳細設定]を選択します。
「ディスプレイの詳細設定」画面が表示されるので「ディスプレイを選択して、その設定を表示または変更します。」欄にあるボタンで、変更するディスプレイを選択します。
選択後「ディスプレイの情報」欄にある[ディスプレイ2 アダプターのプロパティーを表示します。]を選択します。
「モニターのプロパティー画面」が表示されるので、[モードの一覧]ボタンを選択します。
モード一覧の画面が表示されるので、接続しているディスプレイの推奨解像度で、複数の設定がある場合は、どちらかを選択し、[OK]を選択します。
※画像例のディスプレイの場合、1024x768 が推奨解像度で、60ヘルツと40ヘルツが選択できます。
ディスプレイによっては、60ヘルツ設定では表示できるが40ヘルツ設定では表示できないといった場合もあります。
モニターのプロパティー画面に戻るので、[OK]を選択します。
「このディスプレイ設定をそのままにしますか?」と表示されるので、[変更を維持する]を選択します。
Windows 10 の場合
外部ディスプレイに接続します。
デスクトップ上の何もないところで、右クリックし、表示されたメニューから[ディスプレイ設定]を選択します。
「ディスプレイのカスタマイズ」画面が表示されるので、外部ディスプレイ側を選択し、画面したまでスクロール[ディスプレイの詳細設定]を選択します。
「ディスプレイの詳細設定」画面が表示されるので、外部ディスプレイ側を選択し、[アダプターのプロパティの表示]を選択します。
モニターのプロパティー画面が表示されるので、[モード一覧]を選択します。
モード一覧の画面が表示されるので、接続しているディスプレイの推奨解像度で、複数の設定がある場合は、どちらかを選択し、[OK]を選択します。
※画像例のディスプレイの場合、1600x1200が推奨解像度で、59ヘルツと60ヘルツが選択できます。
ディスプレイによっては、59ヘルツ設定では表示できるが60ヘルツ設定では表示できないといった場合もあります。
モニターのプロパティー画面に戻るので、[OK]を選択します。
「このディスプレイ設定をそのままにしますか?」と表示されるので、[変更を維持する]を選択します。
以上の作業で安定して表示できる設定を確認してください。
推奨の解像度で表示できない場合は、他の解像度でも表示できないか確認してください。