リカバリーメディアの作成に失敗する場合の対処方法を教えてください。
ハードウェアとソフトウェア、いずれの原因も考えられます。対処方法については下記を確認してください。
USBフラッシュメモリーの容量は32GB以上が推奨されます。
リカバリーメディア作成には、FAT32でフォーマットされた「USB2.0」または「USB3.0」に対応したフラッシュメモリーを使用してください。
ただし、2014年から2017年に発売されたモデルの場合、「USB3.0」規格対応のUSBフラッシュメモリーでは、リカバリーメディアの作成やリカバリーに失敗することがあります。
リカバリーメディアは、ACアダプターを接続し、スタンバイ、休止、スリープ状態を解除した上で作成してください。
USBフラッシュメモリー以外の周辺機器はすべて取り外してください。
ハードディスク上の空き容量が少ない場合、リカバリーメディアの作成ができない場合があります。
パーティションを分割し、別パーティションに出荷時以外のOSをインストールした場合、リカバリーメディアの作成ができなくなる場合があります。
セキュリティー機能を搭載したUSBフラッシュメモリーは、複数のドライブやパーティションとして認識され、リカバリーデータの作成や保存の機能が制限される場合があります。詳細についてはUSBフラッシュメモリーの取り扱い説明書をご参照ください。
リカバリー領域へのアクセスを妨げる可能性のあるソフトウェア(暗号化ソフト、パーティション構成変更ソフト、セキュリティ関連ソフト)をインストールしている場合は、一旦すべてアンインストールしてリカバリーメディアが正常に作成できるか確認してください。
アンインストールの手順については、各ソフトウェアが定める方法に従ってください。
Windowsのシステムを利用してのアンインストールを求められた場合は、以下の情報を参照してください。
リカバリーメディア作成に使用するUSBフラッシュメモリーのエラーチェックを行い、エラーチェックでエラーが表示された場合は、別のUSBフラッシュメモリーを使用してください。
エラーチェックで問題が発生しなかった場合は、パソコンを再起動して正常にリカバリーメディアが作成できるか確認してください。
ディスクのエラーチェックを行う方法については、以下の情報を参照してください。
USBフラッシュメモリーを初期化(フォーマット)して、正常にリカバリーメディアが作成できるか確認してください。
リカバリーメディア作成に使用するUSBフラッシュメモリーをパソコンに接続します。
タスクバーにある「エクスプローラー」アイコンをクリックします。
スタートボタンを右クリックすることで表示されるメニューからも「エクスプローラー」は表示可能です。
「エクスプローラー」が表示されます。
接続したUSBフラッシュメモリーを右クリックし、表示されたメニューから「フォーマット」をクリックします。
「フォーマット」が表示されます。
「ファイル システム」で「FAT32」を選択し、「フォーマット オプション」の「クイック フォーマット」のチェックを外して「OK」をクリックします。
32GBを超える容量のUSBフラッシュメモリーをご利用の場合、「FAT32」が選択肢として表示されません。
その際は、「exFAT」でフォーマットを行ってください。
警告画面が表示されます。
内容を確認し、「OK」をクリックします。
フォーマットが終わると、完了画面が表示されます。
「OK」をクリックします。
以上で操作は完了です。正常にリカバリーメディアが作成できるか確認してください。
現在接続しているUSBボートと別のポートにUSBフラッシュメモリーを接続し、正常にリカバリーメディアが作成できるか確認してください。
※USB2.0ポートがあるモデルの場合は、USB2.0ポートに接続してください。
複数のUSBフラッシュメモリーをお持ちの場合は、別のUSBフラッシュメモリーで、リカバリーメディアが作成できるか確認してください。
リカバリーメディア作成前に、使用するUSBフラッシュメモリーに必要なデータが入っていないことを確認してください。
BIOS設定値の初期化を行い、正常にリカバリーメディアが作成できるか確認してください。
BIOS設定値の初期化方法については、以下の情報を参照してください。
管理者権限のある別のユーザーアカウントでサインインし、正常にリカバリーメディアが作成できるか確認してください。
別のユーザーアカウントが存在しない場合は、新規で管理者権限のあるユーザーアカウントを作成してください。
ユーザーアカウントの作成方法については、以下の情報を参照してください。
上記対処方法を行っても問題が改善しない場合は、「VAIOサポートセンター」へご相談ください。
お問い合わせフォームをご利用の際は、以下の記載をお願いいたします。VAIOサポートセンター
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