デジタルアタッチ版のOffice 2021(中小企業向け)の概要とライセンス認証方法について教えてください。
従来のプロダクトキーの同梱がない、デジタルライセンスによるオンライン認証方式になります。詳細については下記を確認してください。
本ページは、中小企業向けのMicrosoft Office 2021に関連するページです。
Microsoft Office のライセンス認証の方法変更に伴い、2023年発売の一部のパソコンにプリインストールされているOffice 2021(中小企業向け)ではプロダクトキーカードは同梱されておらず、デジタルライセンスによるオンライン認証方式に変更になりました。
注 意プロダクトキーカードが同梱されている場合は、以下の情報を参照してください。
一般のお客様向けに販売しているMicrosoft Officeは、法人のお客様向けに販売しているMicrosoft Office(中小企業向け)とライセンス認証等の方法が異なります。 詳細は以下の情報を参照してください。
確認したい項目を以下よりクリックしてください。
| デジタルアタッチ版 | 従来のOffice | |
|---|---|---|
| プロダクトキーカード | なし | 同梱されています |
| インターネット接続 | 必須 | 必須 |
| Microsoftアカウント | 不要 | 不要 |
| ライセンス認証方法 | インターネットに接続し、Offceを起動することで認証 | インターネットに接続し、プロダクトキーの入力を行うことで認証 |
| 再インストール方法 | マイクロソフトストアより再インストール | Microsoftアカウントで、マイクロソフトのWebページにサインインし プロダクトキーを使用して再インストール |
Officeを使用する前に、Windowsのライセンス認証が完了していることを確認してください。
インターネットに接続されている環境であれば、自動的にライセンス認証が行われます。
Officeを使用する前に、パソコンのリカバリーやキッティングなどの「カスタマイズ」作業を行った場合、Officeのライセンス認証ができなくなることがあります。
その場合は、以下のマイクロソフト社のサポートページを参照し、案内に従ってライセンスの復元操作を行ってください。
デジタルアタッチ版Officeは定期的なインターネット接続が必要です。
オフライン環境や企業内ネットワークでマイクロソフト社との接続制限がある状態で使用し続けると、「インターネットに接続してください」や「サインインしてOfficeを設定する」などのメッセージが表示され、ライセンス認証が解除される場合があります。
その場合は、インターネットに接続して再認証を行ってください。
「Office」関連のお問い合わせは、VAIOサポートセンターではお受けしておりません。
office 2021に関連する各種機能のご利用方法や詳細については、マイクロソフト社にお問い合わせください。
なお、マイクロソフト社への問い合わせ先については、以下を確認してください。
お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。
インターネットに接続した状態で、スタート画面にある「Word / Excel / PowerPoint」などをクリックして「Officeアプリ」を開きます。
※Windows 11の画面例

注 意以下のOfficeのアイコンはWeb版のOffice(Microsoft Office on the web)のアイコンです。プリインストールされている「Office 2021」のものではありません。

「正常に完了しました。」と表示されます。
「使ってみる」をクリックします。
※「成功しました!」と表示された場合は「開始する」をクリックしてください。

以上で操作は完了です。
ここから先はお客様のご使用環境によって表示される場合があります。表示される内容にしたがって進めてください。
「ライセンス契約に同意します」と表示されます。
内容を確認し、「同意する」をクリックします。

「Microsoft はお客様のプライバシーを尊重しています」と表示されます。
「次へ」をクリックします。

「一緒に進歩する」と表示されます。
追加の診断データと利用状況データをMicrosoft社に送信するか、任意のボタンをクリックします。
※ここでは例として「オプションのデータを送信しない」を選択します。

「エクスペリエンスの強化」と表示されます。
「完了」をクリックします。
※この画面が表示される前に「Microsoft 製品のオファーと割引をパーソナライズしますか?」と表示された場合は、表示された内容を確認し、任意のボタンをクリックします。

以上で操作は完了です。
「Officeを更新する必要があります」と表示された場合は、内容に従って、Officeの更新を行ってください。
ライセンス認証が完了していない状態でOfficeの修復を行わないでください。修復を実行すると、ライセンス認証ができなくなる場合があります。
必ずマイクロソフト社にお問い合わせください。
「Office 2021」の動作に問題がある場合、修復を行うことで改善する可能性があります。
修復方法は2種類あり、ご利用のインターネット環境などの状況に応じて選択できます。
修復方法
クイック修復
インターネット接続は不要です。発生しやすい問題が素早く修復されます。
オンライン修復
「Office 2021」を再インストールします。クイック修復で改善しない場合などに選択します。
「Office 2021」をダウンロードするため、インターネット接続が必要です。
詳しい手順は、以下のサポートサイトにて確認してください。
再インストールする前に、Officeをアンインストールしてください。
再インストールする前に、Officeで作成したファイルなどは、念のためバックアップを行ってください。
リボン表示下に黄色のメッセージバーで「インターネットに接続してください Officeライセンスの確認中に問題が発生しました」と表示されていた場合や、通常どおり起動せず「サインインしてOfficeを設定する」メッセージが表示されている場合は、Officeのライセンス認証ができていません。
これは、インターネットに接続していない期間が長い場合や、企業内のネットワークでマイクロソフト社との通信が制限されている場合などに発生する事象です。
このような場合、インターネットに接続して、ライセンスの再認証を行ってください。
なお、Officeのライセンス認証ができていない状態でOfficeのアンインストールを行った場合、以降Officeの再インストールができなくなります。ご注意ください。
インターネットに接続してもライセンス認証ができない場合は、マイクロソフト社にお問い合わせください。
Microsoft Store(マイクロソフトストア)アプリのバージョンが「Ver.22303.1401.7.0」以上かどうかを確認します。
※事前に Microsoft Store(マイクロソフトストア)アプリそのものが更新されていないと、再インストールできません。
Windows画面下部にある「スタートボタン」
をクリックして、表示されたスタートメニューから「Microsoft Store」をクリックします。
Windows 11:
Windows 10:
※スタートメニュー内に「Microsoft Store」が無い場合は、「すべてのアプリ」から Microsoft Store(マイクロソフトストア)アプリを開きます。
Microsoft Store(マイクロソフトストア)にMicrosoftアカウントでサインインしている場合は、アプリ上部に表示されているMicrosoftアカウントのアイコンをクリックして、メニューから「サインアウト」を選択してください。
注 意「Microsoft Store」アプリが起動したら、画面左下にある「ライブラリ」ボタンを開きます。
画面右側にある「アプリ」を選択し「並べ替えとフィルター」を選択し、表示されたメニューから「インストール済みの製品のみを表示」を選択してチェックを外します。
※更新するアプリが複数ある場合は、アプリなどの項目が表示されません。下にスクロールさせると下記のような画面となります。

アプリ一覧の中から、購入されたOffice があることを確認し選択します。
※この例では「Office Home &Business 2021」がある場合の画面です。

Office の詳細画面が表示されるので「インストール」を選択します。モジュールのダウンロードが行われます。

以下の画面が、インストール状況に合わせて順番に表示されるので「準備ができました」の画面が表示されれるまで、しばらく操作などを行わず待ちます。
「準備ができました」の画面が表示されましたら「閉じる」を選択します。



Officeのアプリを起動します。起動するとしばらくしてから「ライセンス契約に同意します」画面が表示されるので「同意する」を選択します。

「Microsoft はお客様のプライバシーを尊重しています」画面が表示されるので「次へ」を選択します。

「一緒に進歩する」画面が表示されます。
追加の診断データと利用状況データをマイクロソフト社に送信する場合は「オプションのデータを送信する」を、送信しない場合は「オプションのデータを送信しない」のいずれかを選択します。

「エクスペリエンスの強化」画面が表示されるので「完了」を選択します。

注 意Microsoft Store(マイクロソフトストア)にアクセスできない場合や、上記の手順でインストールできない場合は、以下のマイクロソフト社のページを参照してください。
外部リンク:新しい PC にプレインストールされている Office のライセンス認証を行う場合に表示されるエラー (0xC004F200)(新しいタブで開きます)
以上で再インストールは完了です。
修理でマザーボードを交換していない場合は、お客様の環境上の問題でライセンス認証できていない可能性がありますので「マイクロソフト社へのお問い合わせ手順」にしたがって、マイクロソフト社にお問い合わせください。
修理でマザーボードを交換した場合は「修理でマザーボードを交換した場合の問い合わせ手順」にしたがって、VAIOの修理窓口までお問い合わせください。
2023年に発売の一部モデルから、Microsoft Officeのライセンス認証の方法は、デジタルライセンスによるオンライン認証方式に変更になりました。
これにより、修理後にライセンス認証がインターネット上でできない事象が発生する場合があります。
これは、デジタルアタッチ版のOfficeがマザーボード上の情報と、ライセンス認証時のPCの情報に紐づいて認証されるためです。
以下のリンクから目的の手順を確認してください。
はじめに、以下の4点を準備します。
Offceのライセンス認証画面のスクリーンキャプチャ(※2)
Offceアプリ内のバージョン情報(※3)
※2:WordもしくはExcelを起動し、メニューの「ファイル」-「アカウント」を選択し表示された画面。
※3:WordもしくはExcelを起動し、メニューの「ファイル」-「アカウント」-「Word/Excelのバージョン情報」を選択し表示された画面。
ブラウザで、下記のマイクロソフト社のページを開きます。
「Microsoftサポートへのお問い合わせ」画面にて、検索部分に「Officeのライセンス認証ができません」などの質問内容を入力して「問合せ」をクリックします。

検索された内容が表示されますが、一番下に表示されている「サポートにお問い合わせになるには、サインインしてください」をクリックします。

任意のマイクロソフトアカウントでログインします。
※OfficeがインストールされていたPCと関連性がなくても問題ありません。再認証の電話での手続きを行うためだけに一時的にログインしてください。
注 意以下の画面はマイクロソフト社が電話でのサポートを行っている以下の日時のみ表示されます。
営業時間
月曜日-金曜日:09:00-17:45
土曜日-日曜日:10:00-17:45
マイクロソフト社側のサポートの混雑状況によっては、必ずしも電話がかかってくるとは限りません。
状況によってはチャットでの問い合わせに変更してください。
電話番号を入力すると、サポート担当者から電話があります」をクリックします。

お客様の使用されている電話の電話番号を入力し「確認する」をクリックします。

以下の画面が表示されますので、マイクロソフト社のサポートから電話がかかってくるまでお待ちください。
マイクロソフト社の担当者から電話が入りましたら、「Microsoft Office (デジタルアタッチ版)が、修理後にライセンス認証できなくなった。」ことをサポート担当者にお伝えいただき、マイクロソフト社のサポート担当者の指示にしたがって、再認証を行ってください。
必要に応じて、チャットでPCの状態やOfficeのライセンスの画像などを掲示してください。

修理でマザーボードを交換した場合は、以下の内容を確認した上で、VAIOの修理窓口までお問い合わせください。
以下の8点について、ご確認ください。
モデル名
本体シリアルナンバー
修理受付番号
修理前はOfficeのライセンス認証ができていたかどうか
修理後にOSの初期化など行っていないかどうか
インターネットに接続できているかどうか
WindowsOSのアクティベーションが完了しているかどうか
Microsoft Officeのいずれかのアプリ(Word、Excel、PowerPoint)を起動いただき、下記の画面のスクリーンショットの取得
操作手順
Microsoft Officeのいずれかのアプリを起動します。
左上の「ファイル」タブをクリックします。
左列の「アカウント」をクリックし、表示される画面のスクリーンショットを撮影してください。
上記を、以下の窓口へお知らせください。