ウイルスに感染してしまいました。対処方法を教えてください。
ただちに感染の拡大や情報漏洩を防ぐためにインターネットなどのネットワークを切断します。
ウイルスは、USBフラッシュメモリーやSDカードなどの記録メディア、インターネットや電子メールなどのネットワークを介して侵入してきます。
感染している場合、メールが勝手に送信されたり、文字やアイコンなどが勝手に表示されるなどさまざまな現象を起こします。
仕事で利用しているパソコンでウイルスに感染した、またはウイルスと疑わしいメッセージが表示された場合は、以下の対処方法を実行する前に、ネットワークを切断して社内システム担当者へご相談ください。
ブラウザを利用中「ウイルスに感染しました」など画面に表示された場合、実際にはまだ感染しておらず感染させるための広告のときがあります。
システム警告や故障、ウイルス感染を通知する画面が表示された場合は以下の情報を参照してください。
ウイルスに感染した可能性がある場合は、以下の対処方法を順に行ってください。
ネットワークから切断する
感染の拡大や情報の漏えいを防ぐために、ただちにインターネットなどのネットワークを切断してください。
有線LANの場合: LANケーブルをパソコンから取り外します。
無線LANの場合: Wi-Fi(無線LAN)接続を「オフ(無効)」にします。
無線LAN接続を「オフ(無効)」にする方法については以下の情報を参照して下さい。
感染したパソコンのデータを外部に持ち出さない
感染の拡大や情報の漏えいを防ぐために、CD / DVD / USBフラッシュメモリー / SDカードなどの記録メディアを使用して、他のパソコンにデータの転送などをしないでください。
セキュリティソフトを使用して、ウイルスのスキャン(ウイルスチェック)と駆除をします。
新種のウイルスに対応するためには、セキュリティソフトの定義ファイル(ウイルスに関するデータ)の更新が必要な場合があります。
セキュリティソフトの詳細についてはソフトのヘルプページなどを参照するか、開発元メーカーへお問い合わせください。
セキュリティソフトが正常に実行できない場合は以下の対処方法を行ってください。
※感染したウイルスの種類によっては、Windowsを最小限の機能で起動させた「セーフモード」で行わないと正常に駆除できない場合があります。
その場合は、以下の情報を参照して「セーフモード」で起動してからセキュリティソフトを起動してください。
感染したウイルスの種類によっては常駐アプリを停止することにより、一時的に活動を停止できることがあります。
以下の情報を参照して常駐アプリを停止し、セキュリティソフトを起動してください。
リカバリーを行うと、インストールしたアプリや作成されたデータはすべて消去されます。
感染したファイルをリカバリー後に復元すると、ウイルスに再度感染する可能性があります。
また、リカバリーを行ってもウイルスの種類によっては完全に駆除できない場合もあります。
あらかじめご了承ください。
セキュリティソフトを使用してもウイルスが駆除できない場合は、影響範囲の判別ができないためリカバリー(再セットアップ・初期化)をしてパソコンを初期化してください。
リカバリー(再セットアップ・初期化)を行う方法については、以下の情報を参照してください。
リカバリーを行ってもウイルスを駆除できなかったり、リカバリー自体ができない場合はVAIOサポートセンター「修理相談窓口」にご相談ください。
※ウイルスが原因の修理は、保証期間内であっても有償修理となります。
あらかじめご了承ください。
感染したウイルスを駆除できた場合、感染元を断たないと再度感染する可能性があります。
見知らぬ人からの受信メール、またはネットワーク経由で入手した文書やプログラムなどのデータや他人のメディアを使うことによる感染も考えられます。
関係が考えられるデータはすべて、ご使用の前に感染していないかをセキュリティソフトを用いて確認し、必要に応じて削除をしてください。
セキュリティソフトを使用する場合
セキュリティソフトを使用する場合は、常に最新の状態を維持し、リアルタイムでのウイルスチェックのほか、定期的なウイルスチェックを実施していくことも重要です。
Windows セキュリティを使用する場合
Windows セキュリティを「有効」にし、定期的なウイルスチェックを実施します。
また、ウイルスに関するデータファイルを常に最新の状態にしておくことをおすすめします。
Windows セキュリティでパソコンを保護する方法については以下の情報を参照してください。
Windows Updateを最新にする
Windows Updateで提供されるセキュリティに関する修正プログラムは非常に重要です。
定期的にアップデートを行うことによりウイルスなどからパソコンを保護することができますので、常に最新の状態にしておくようにします。
Windows Updateでパソコンを最新の状態にする方法については以下の情報を参照してください。