説明
この現象は、インテル® グラフィックス・コントロール・パネルにある 「パネル・セルフリフレッシュ」の設定を「オフ」にすることで回避できる場合があります。
このパネル・セルフリフレッシュの設定は、バッテリー駆動時での設定と、ACアダプターを利用時での設定と2か所あり、この2か所の設定を変更する必要があります。
「パネル・セルフリフレッシュ」の設定を含めた、画面がちらつく場合の対処方法は、以下のリンクよりご確認ください。
パネル・セルフ・リフレッシュの設定を確認します
パネル・セルフリフレッシュを無効にすることで消費電力が若干、大きくなります。
下記の関連Q&Aを参照し「インテル® グラフィックス・コントロール・パネル」を開きます。
「インテル® グラフィックス・コントロール・パネル」が起動したら、画面左側の「システム」を選択します。
「システム」メニューが開いたら、画面上部にある「電源」を選択します。
画面中央の「バッテリー駆動」を選択し、「パネル・セルフリフレッシュ」のスイッチを「オフ」にします。
同じく、画面中央の「電源に接続」を選択し、「パネル・セルフリフレッシュ」のスイッチを「オフ」にします。
上記、「バッテリー」「電源」の2箇所の操作をお試しいただき、現象が回避できるかご確認ください。
バッテリー駆動時にのみ現象が発生する場合は、下記の関連Q&Aもご参照ください。
改善しない場合は、ハードウェア起因かどうかの確認のため、次の「グラフィックドライバーの再インストール、もしくは以前のバージョンのドライバーに戻します」をお試しください。
グラフィックドライバーの再インストール、もしくは以前のバージョンのドライバーに戻します。
デバイスマネージャーよりグラフィックドライバーを再インストール、もしくは以前のバージョンのドライバーに戻して改善するかどうか確認します
操作手順に関しては、下記の関連Q&Aをご参照ください。
関連FAQ:[Windows 11] ドライバーを再インストール・アップデートする方法
関連FAQ:[VAIO_PC] デバイスドライバーを以前のドライバーに戻す方法
グラフィックドライバーの再インストール、もしくは以前のバージョンのドライバーに戻しても改善しない場合は、次にお進みください。
BIOS画面でちらつきが発生するか確認します
ハードウェアを管理している、BIOSセットアッププログラムを起動して、現象が発生しているかを確認します。
BIOSセットアッププログラムを起動する方法については、下記の関連FAQをご参照ください。
関連FAQ:[VAIO PC] BIOSセットアップメニューを起動/終了する方法
BIOSセットアップメニュー画面でも「ちらつき」が発生する場合は、PC本体、またはディスプレイ自体に問題が発生している可能性があります。
お手数ですが、VAIOサポートセンター「修理相談窓口」までご相談ください。
BIOSセットアップメニュー画面で「ちらつき」が発生しないが、Windows上でちらつきが発生する場合は、次へお進みください。
放電を行います
PC本体の放電を行い、現象が改善されるかを確認します。
本体に接続されているすべての周辺機器やケーブルをはずします。
ACアダプターは、本体から外したのちにコンセントからも外します。
バッテリー搭載モデルの場合は、バッテリーも本体から取りはずします。
バッテリーオフボタン搭載モデルの場合は、バッテリーオフボタンを 3秒間 長押しします。
約1分間、そのまま放置します
1分以上が経過したら、電源ケーブル、またはACアダプターを接続します
コンセントは、ほかの電気製品であらかじめ通電が確認できたものを利用してください。
また、延長ケーブルやタコ足配線のコンセントではなく、壁のコンセントに直接挿してください。
BIOS画面でちらつきが発生しないが、放電を行っても、Windows上で画面のちらつきが改善しない場合は、お手数ですがVAIOサポートセンターまでご相談ください。